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優世side
まさか、居候さんだったとは。衝撃の事実を知ってしまいました。
『ごめんなさい。変な勘違いをしてしまって・・・』
ソファーに手をつき上半身を彼にむかって傾けました。
おそれ多く頭を下げます。シンプルに言えば、半分土下座の状態です。
コ「ううん!気にしてないから! 頭上げて!!(慣れねーー!)」
安「えっと…………どうしたんですか?」
蘭「あああ!気にしないで下さい!!
優世ちゃん!頭上げてぇぇ!」
私としてはまだ頭を下げていたかったのですが、蘭さんに無理矢理上げられました。
安「そ、そうですか・・・
クリームソーダとハムサンドお待たせしました」
梓「パフェです。優世ちゃんのパフェは食後に持ってきますね」
『ありがとうございます!』
机に広がっていく私の夜ご飯たち。今日はご馳走だ〜!!
園子「さっ、そろったことだし。気を取り直して優世の歓迎会始めるわよ!
乾杯!!」
優世&コ&蘭「「『乾杯!!!』」」
コ(いや、何で俺まで)
ゴクゴク
メロンソーダの炭酸が、喉の奥ではじけてくすぐったいです。けど、美味しいからそんなの気にしません!
『ぷはっ』
んん!生き返る!!
園子「ぷふっww優世、ひげww」
蘭「クリーム付いちゃってるよ、ふふっ」
『あ』
コ「はい、これ使って」
『あ、ごめん。ありがとう』
おしぼりを貰って口元についた泡を拭きます。お、お恥ずかしい//
うゔん。気をとり直して、主食をいただきますか。
三角に分かれたハムサンドを、ひとつ手にとり流れるようにお口の中へ。
パクリ
むむむ!!
広がる美味しさに、思わず声をもらす。
『美味しい!!!』
安「ありがとうございます」ニコッ
『あの、もしかしてこちら、安室さんが?』
安「はい。僕特製です!」
マジですか!? あなたの手は天才すぎません!!
握手したい! ・・・って思ったけど無理。だって私は・・・・
安「口についてますよ?」
近づいてくる大きなの手。そして重なる風貌。
魔の手が私に覆い被さる。
『やっ!』
私は伸びてくるその手から離れた。
コ「!? ゲフンゲフン どうしたの?」
その衝動で隣にいるコナンさんにぶつかっちゃったみたい。
『ご、ごめん。コナンさん………』
私は──
安「?」
あの人ぐらいの男の人が──怖い。
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ましろなみ(プロフ) - ルルリアさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて本当になによりです (1月7日 17時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - あの………すみません。これホントに処女作です?マジですんばらしい作品ですね!謎が多くて読者も楽しみながら読むことができます!何周もさせてもらって今コメントしておりますが、いつ読んでも何回読んでも飽きないですっ! (1月3日 12時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - お話凄く面白くて一気読みさせて頂きました。しかし、←、(((、///を使っている部分が少し読みにくいと感じたので普通に出版されている小説同様に先程記した部分を消すともっと読みやすくなる気がします…。私の個人的理由なので不快でしたら無視してください (2022年4月4日 14時) (レス) @page18 id: 6f2367cc34 (このIDを非表示/違反報告)
麗那(プロフ) - なみさん» こちらの作品で使用させて頂きましたhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/reina100075/ (2021年2月7日 3時) (レス) id: a41923e46c (このIDを非表示/違反報告)
莉咲(プロフ) - なみさん» わぁぁありがたいですねぇ!!私なんかの小説からでもなみ様の神作品を見つけて下さってありがたいですぅ!! (2021年2月6日 19時) (レス) id: 0f6e4a6db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2020年6月23日 16時