【名探偵コナン】白い警察

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ガヤガヤ




園子「んじゃ、何食べる？」


『すっごい悩む』



美味しそうなのばっかです。

メニュー表にうつる写真とか、すっごい美味しそうだから悩んでしまう。

ドリンクも種類あるな〜



梓「オススメはポアロ特製ハムサンドですよ」


蘭「ハムサンドは私もオススメするよ」



ハムサンドかあ〜。名前からして美味しそう！



『ではそれにします！ あと、クリームソーダにチョコレートパフェで！』


梓「はーい」


園子「え、めっちゃ食べるじゃん！

なに、大食い！？」


『違いますよ！ここで夕飯をすましちゃうだけですから！』


蘭「え、そうなの？お家で食べたりしないの？」


『作るのがめんどくさいから、今日はいいかなって』


園子「へえ。あんた、めんどくさがりさんなんだ」


『うん！』


蘭「え、以外！」



え？わたし、どんな風うつってるんですか？しっかりした子とか？全然なんですけど。



『お二人は何を頼むの？』


園子「私も優世と同じパフェで！あと、ウーロン茶！」


蘭「私はアイスコーヒーでいいかな」


コ「蘭姉ちゃん！僕、オレンジジュース飲みたい！」


蘭「分かった。あとオレンジジュースで」


梓「かしこまりました。少々お待ちくださいね」



そう言って梓さんは厨房に駆けていきました。



コ「ねえねえ、お姉さんって外国人？」



隣に座ったメガネの男の子が話しかけてくれました。

えっと。蘭さんの弟さんだっけ。失礼ですけど、あんまり似てない･･･？

うう"ん。質問に答えなくては。



『違いますよ。私は日本人です』


コ「え？」



この髪を見て、私が外国人だと思ったのかな。



『おばあちゃんは外国人ですよ。この髪はおばあちゃん譲りなんです』


園子「え。それって地毛なの？染めてるとかじゃなくて？」


『地毛だよ』


蘭「えっ！？すごい！！」



すごい、か…………

この髪のせいでずっといじめられてきた記憶しかない。
すごいものじゃない。めずらしくもない。



──「化け物」


そう言われてきた。
・・・けど。



──蘭「そんな人、私が蹴っ飛ばしてやる！」

──園子「宝石みたいに綺麗だもん！！」




『ありがとうっ！』



今はこの髪が好きだ。



コ「お姉さんのおばあさんってどこの国の人？」


『アメリカですよ。けど、アメリカ人には見られないんです･･･


・・・・・突然変異だから』


コ、蘭、園子「「「え！？」」」


『アルビノってご存知ですか？』

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