▽雪ちぇ ページ8
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『大晴くん合格おめでとう！！』
「おめでとう！」
「まっさんと雪ちゃん…ありがとう」
久々に会う大晴くんが大学合格したということで、楽屋に挨拶に来てくれたしおめでとうと伝えた。
凄いことなはずなのによしくんと私しか祝ってないのが少し気になるけど。
休止中、よく一緒に遊んでたのに会えないのが寂しかった。
『寂しかったんよ？会えんくって』
「何時でも会いに来てよかったのに」
『でも休止してまで頑張ってるんやから邪魔しちゃいけないなって思って』
「えぇ、でも雪ちゃん来てくれたら癒しになったと思うねんけどなぁ」
『いやでも、邪魔してらんないよ』
「まあまあ、良かったやん
何時でもこれから会えるねんで？」
変な張合いをしてる所をよしくんが入ってくれた。
確かに、いつでも会えるようになったのは嬉しい。
『…そっか、じゃあしばらく毎日大晴くん家行く！』
「え！？でも学校あるやろ？」
『んー、じゃあ休日』
「休日…別にええけど」
『やった！いっぱい遊ぶ！』
「んー、わかった」
「えー？俺も行きたい！」
『よしくんもね』
「よっしゃ、」
大晴くんと遊ぶのはほんとに久々で、前は経済のちょっと難しい話してくれたりとかしてた。
あと、大晴くんの前なら少しはしゃげたりとか、そういうこともあって気が楽になる。
『大晴くんありがとう！』
「こちらこそ」
「あれ、俺は？」
〜雪ちぇデート〜
『大晴くん、これ飲む？』
「雪ちゃん…そういうこと誰にでもしちゃあかんで？」
『ん、あっ、間接ちゅー…？』
「……ほんまそういうとこ…」
しばらく一緒に遊んでたため白雪の彼氏と勘違いする人が何人かいた。
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作者名：しき | 作成日時：2022年11月8日 11時
