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九尾 ページ10

10話
―――――――――――――――――――





??
「よっと...少し遅かったかな?ごめんね!」





A
「えっ?」




もう駄目かと思って目を瞑った


そうしたら風が吹いてきて


目を開けたら





狐の尻尾が9本?生えている女の人が目の前に現れた



これは、九尾だろうか。。。



とりあえず、助かったこと、瑠璃が来たことで安心したのだろうか、体の力が一気になくなっていった


足にも力が入らず、倒れ込んでしまった





??
「えぇ、大丈夫?!わっ、先にこの巨大生物をなんとかするね!」





そういうと手に持っていた中ぐらいの葉を両手で持った



瞬きすると、目の前にはあの九尾の人はいなく。。。





カマキリは、私たちに目もくれず


その場から動かず、グルグル回っていた




目が回ったのか、カマキリは倒れ込んだ



そうしたら九尾の人がまた現れ、そのカマキリの胴体、頭を切り落とした






私はまたもや安心し、気絶してしまった









「A?大丈夫?皆!目覚ましたよ!」







「ほんと?!」






私は、何をしていたのだろう、ボーっとしていた。






明花
「A?おーい起きてんだろ?」





A
「う...ん」





犬奈
「本当に大丈夫か?3時間ずっと寝てたぞ?」





A
「そうなの...?あ、それと、見張りは?」





結衣
「あー今は皆休憩、少しだけだけどね」





A
「そうなんだ、でも心配かけてごめんね」






「いいよいいよ」





光琉
「あ、もう時間だ...」





明花
「嘘っ!ホントだ、じゃあもう行くね!」




A
「うん。」






??
「あ、ここにいたんだね!大丈夫?」





A
「あ、さっきの...えっと、大丈夫です!」





安心したのか、九尾の人は微笑んで近寄ってきた






??
「あ、私は黒九紫苑!」






黒九さんは自己紹介を始めた




名前は黒九紫苑(くろく しおん)と言った



瑠璃の上の中クラスらしい


見ての通り九尾で、専用の葉で動物に化けれるらしい。


それで、消えたり現れたりしたんだって



強い人が来てくれてほんっと安心...


また倒れそう...









ついでに光琉の紹介もしておくね!


名前は

南千 光琉(みなみち ひかる)


私と同じクラスでおとなしくて無口な子。



前髪が目の下まであるんだ

すぐ泣いたりする少し困ったちゃん...


でも怒ったら凄く怖いらしい。。。。。。

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作者名:然音 x他3人 | 作成日時:2020年7月10日 21時

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