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犬奈の兄弟 ページ15

15話
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マクア
「今すぐ言わないと、時を止めて皆殺しちゃうよ?」




犬奈
「はっ?」





ジル
「なんでそんなこと知りたいの?」






マクア
「え?人殺しは犯罪でしょ?その人を罰するんだ!」





ジル
「っ・・・」





マクア
「あっ!もしかして、その子かな?」





敵はジルのほうに指をさした





ジル
「俺?」




マクア
「うんうん!そうだよ!」





犬奈
「・・・あたり」





マクア
「やったー!!」





結衣
「ジル・・・人・・殺したの?」





ジルはニヤリと笑って



ジル
「うん、そうだよ?」






「どうして・・・?」





ジル
「俺の親を殺したからっ!」





ッパっと笑って言うジル・・・なんでそんなに笑うんだ・・・



親が死んでも悲しくないのか・・・?





犬奈
「なんでそんなに笑うんだよ・・・」




ジル
「少しでも悲しみが和らげれるように?かな」




本当はジルも悲しいんだ。


悲しいけど我慢しているのか・・・





マクア
「んーそれでね!その子には罰が必要でしょー?」




そう言って敵はジルの首にかなり大きい針を突き出した





ジル
「そうだね、ちゃんと罰は受けないとだね」





犬奈
「ジル・・・正気かよ」






ジル
「んーでもね、訳があって殺したんだよ」





マクア
「家族を殺したから?」





ジル
「うん、そう」





マクア
「でも家族が何かしたんじゃないのー?その人間の身内を殺したとか」





ジル
「いや、してない。あと、そんなのする人じゃない」





マクア
「ふーん・・・」




ジル
「罪のない家族を殺してもいいのか?」




マクア
「さぁね」




ジル
「罪がないのに殺す意味なんかないはずだ」





マクア
「んぅ・・・そうだけど」






「それで、ジルに用があったんだね。でも、罰さなくていいよ。」





  ッサ




マクア
「あ”・・・」






「この会議は時間の無駄だった。君には死んでもらう、何人も人を殺しただろう」





マクア
「それが・・・・不良・・・・悪魔・・の・・・・生き方・・・だからだ・・・」





敵は崩れて消えた




アイツなんか死んで当然だ



本当に時間の無駄だった






「ジル、アイツの言葉なんか気にしなくていいからね」





ジル
「は、っはい」









マクア
(生まれ変わったら瑠璃になりたいな。)

平和→←犯罪者



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作者名:然音 x他3人 | 作成日時:2020年7月10日 21時

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