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アズくんは、嘘だろっ!と言ってコンちーくんとワチャワチャしていた
先に一緒に入っていた入間くんにキー坊くんが
どっちが姉ちゃんの彼氏?と聞いてきたから思わず吹き出してしまった

キーボウ「あーでも姉ちゃんがAとアズアズって言ってるしいる…」

と言いかけた時クララがにゅっと出てきてずるずると引きずって

クラ「はーい居間はこちらで〜す」

と案内してくれた。
クララ、家族のみんなに話してるんだな…
弟くん達にまで知られてて恥ずかしい

どうぞどうぞと大きなテーブルに魔茶が置かれて、少しソワソワする
私たち3人は大きなお家だから少し狭いお家は初めてでなんだか物珍しい

イル「不思議な物がたくさんですねー」

クラハハ「ダディが冒険家で〜旅先のものを色々贈ってくれるの♡」

不思議な形のゆりかごを双子ちゃんが使っているのを見て似合っているという感想しか出てこなくてウァラク家だからこそこれが似合うのだなと1人で納得していた

お話しているところでイルマくんにランランちゃんがご本をねだっていた

クラハハ「あら!ならこの本がオススメよ〜」

とクララのお母さんが出したのはアルバムだった

開いて見てみると小さい頃のクララがいっぱいいた

『っクララかわいい〜!』

クラ「まっマミーッ!」

とクララは恥ずかしそうにしているけれど気にせずお母さんが写真の説明をしていた

クラハハ「弟たちが生まれて…すっかり倒されちゃってねぇ…」

クララは私たちの中では末っ子のような感じだけどお家では長女で、きちんとお姉ちゃんをしていてすごいと思った

そんなところでクララはバッとアルバムを奪って恥ずかしいそうに閉店!としまってしまった

でも、お母さんがパート2を出してクララがタジタジになっていた

『…いいな』

私も今お母様がいればあんな感じに仲良くできていただろうか
そんなことを考えて少し羨ましくなる

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作者名:澄(すみ) | 作成日時:2024年3月17日 16時

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