私の幸せII (ページ44)

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ｸﾗ「イルマちー！？」

と辿り着いたのは屋上
外に出て様子を見てみるとアメリちゃんと2人でめちゃめちゃ邪魔しちゃったようで申し訳ない

『アメリちゃんごめん…』

ｱﾒ「なっ！別に構わんいつもの事だしな」

2人はイルマくんに詰め寄ってドヤドヤしながらイルマくんを誘っていた

ｲﾙ「あのっアメリさん！」

ｱﾒ「あ〜いい…行け…」

ｲﾙ「あっいえ…よかったら今度2人でどこか行きましょうか」

びっくりした
イルマくんがド直球に私たちがいるところでアメリちゃんを誘うなんて思っていなかった

アメリちゃんの方を見たら、顔を真っ赤にして立ったまま気絶していた

『アメリちゃん！？』

ｱｽﾞ「意識がない！？」

でも確かにわかるかも…私もアズくんに遊びに誘われたら気絶するくらい嬉しいかも

あ、私も誘おうかなアズくんのこと
せっかく終末日だし、いい機会だよね…！

ーー

アメリちゃんをホテルの部屋に運んで、4人でロビーに戻ってきたらみんながテレビの前で大集合していた

どうやら、今日の騒動についての記者会見をしているみたいだった

「では遊園地を救ったのはその少年…“入間くん”と仲間たちなんですね！？」

ととんでもないものが聞こえてきた

大々的にイルマくんの名前が挙げられ英雄にされていて私達も一緒に救ったと理事長とロノウェ父が説明していた

ｲﾙ「なにやってんのおおお！」

とイルマくんの悲痛な叫びを聞いた