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いつも通りクララとアズくんと一緒にイルマくんの家へ行ったら
ｲﾙ「ん」
といつもはアズくんが持つと言っても渡さない鞄をアズくんに渡して
ｲﾙ「持ちたかったんだろやるよ」
とニィっと笑った
もしかしてこれはイルマくん悪周期なのでは？
ｲﾙ「Aもおはよ、相変わらず綺麗だな」
『お、はよぅ』
といつもとは雰囲気が違うイルマくんにいつもは言わなそうなことを言われ顔が熱くなった
いつもは目立つからと使わない馬車も使って学校に行き他クラスの女子におはよーと声をかけられても手をあげて返事を返していた
クラスに行くと机の上にドドーンと足を置きアズくんに肩もみをされながら座っている
クラスのみんなも突然こうなったイルマくんに戸惑いが隠せておらず距離を取られている
ｲﾙ「アリス、お茶くれ」
ｱｽﾞ「アリ…っはい！」
『！』
今イルマくんアリスって呼んだ！
私も呼びたいの我慢してアズくんにしてるのにずるい
ﾘｰﾄﾞ「そういうことなのクラりん？」
ｸﾗ「えーーと」
と皆がクララに説明を求めていると
ｲﾙ「クララ、寒い」
と膝を叩き乗れと言わんばかりの目線をクララに向けている
流石にクララも逆らえず大人しく膝に乗り顔を赤くしながら湯気をあげている
やっぱりみんな見慣れないからかジッとイルマくん達を見てしまう
ｲﾙ「なんだよ見せもんじゃねーぞ」
ｼﾞｬｽﾞ「いやどう見ても見せもんだろ」
とジャズさんのナイスツッコミが入った
皆やっぱり悪周期であるという事に気づきそっとしておこうという結論に至っていた
ｲﾙ「寒い…うえになんか臭くないか？」
とイルマくんが聞くと外からガコンと大きな音が聞こえた
見にいてみると他クラスの生徒がゴミを置いて行った
問題児クラスはゴミ捨て場の前にあり皆面倒くさがってここに置いていくのだ
そしてストレス発散で壁を無茶苦茶にして帰っていくのだ
皆慣れているから気にならないからと言った時
ｲﾙ「ラファイア」
とイルマくんがゴミを燃やした
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作者名：澄(すみ) | 作成日時：2024年3月17日 16時
