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『いらっしゃいませ!カルエゴ先生!』

今日は家庭訪問の日でカルエゴ先生がうちに来た

カル「親御さんは?」

『談話室で待ってますのでご案内しますね』

カル「あぁ」

家庭訪問が来ることを伝えるためにお父様と久しぶりに会話したけれど「そうか」の一言で終わってしまって相変わらず仕事ばっかりだ

『ここです。』

談話室に着いて開けようとドアノブに手をかけた。
自分がどんな風に学校生活をしているのかお父様に知られるのが少し怖い。

カル「早く開けろ」

『あっすいません』

少し震える手で扉を開けてカルエゴ先生を椅子に案内してお父様の隣に座る

カル「今日は、お忙しい中お時間を作って頂きありがとうございます。」

「いえ、先生こそありがとうございます。」

カルエゴ先生ってありがとうございますって言えるんだと思っていたら睨まれた

カル「本題に入らせていただきます。お宅のAさんですが、飛行テストでは3位終末テストでも上位の成績を収めています。」

「そうですか」

カル「…学校生活では仲の良い生徒と共に問題や事件の渦中にもおりますが、彼女自身で物事を考え手助けなど様々なことをし経験を積んでいるようです。クラスメイトがふざけるとすぐに乗りますが彼女なりに学校を楽しんでいるようです。」

「…」

意外とカルエゴ先生は私のことを見てくれているようだった
厳粛な悪魔に褒められるのは嬉しい

カル「しかし、彼女は家系能力を使うことへの恐怖心があるようです。」

『!』

そんなことも気づくのか

カル「そこは、悪魔学校での経験などで克服をしていければと考えています。」

「お願いします」

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作者名:澄(すみ) | 作成日時:2024年3月17日 16時

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