花月33「長い永い提灯明かりの路」 ページ33
バサバサバサッッ
……白壁の映える通りにて。
民家はだんだんと灯火を消して眠りにつく。
知ってる?
夜ってね?
「僕らの時間なんだ。」
誰も居ない通りを進む青年の姿は異常。
その一言につきた。
頬には鱗が付いており、着物から覗く鎖骨には痣の様なものが浮かんでいる。
口から見える牙。
そして。
青年は手に人間であったものを持っていた。
彼が通ったところから提灯の灯火が消えていく。
青年の足がはた、と止まる。
「嗚呼、そうだ。"ご当主"は血の匂いが嫌いなんだった。……近くに湯屋はあったかなぁ…?」
思い出したように呟く。
彼は自身の体を確認する。
…怒られちゃうなぁ……
それは誰に怒られるのか。
彼はギョロッと目を動かすと人間の姿へと変わる。
変わる寸前に見えた彼の右目……何かが刻まれていた。
…数字……かな?
多分こっからオリキャラ増えます。
作者好きなんですそう言うの。
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黒猫みかん(プロフ) - 炭治朗じゃなくて炭治郎ですよ!これからも更新頑張ってください! (2019年11月27日 15時) (レス) id: 9cc7bf0571 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 主人公敵系大好きです!更新頑張ってください! (2019年11月26日 20時) (レス) id: 294dc32197 (このIDを非表示/違反報告)
ikupon420(プロフ) - コメント失礼します!鬼主そんなに好きじゃないんですけど、とっても面白くって好きになりました!これからも頑張って下さい! (2019年11月26日 18時) (レス) id: aaf658e84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おさなな@エル | 作成日時:2019年11月24日 14時