次のステージへ。 ページ48
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ザップさんは驚いて煙草を落とした。
石は赤い液体状態で床で燃え続けた。
床は燃えていない、石だけが燃えている。
あ、もしかして灰になるかな、と思うと隅から火が消えていきどんどん灰になっていく。
｢...っとまぁ、灰になる、ならない関係無しに全て灰にしてしまうんだよ。｣
｢滅茶苦茶怖ぇじゃないっすか...｣
レオ君がそう言う。
｢まぁ、余程の事が無い限り使わない様にするつもりだから。｣
｢ま、これから前線に立つようになるから使う頻度は高くなるよ。｣
はっはっはっと笑うスティーブン。
ざけんなよテメェ。
｢感情で火が強くなってるぞ。｣
｢....スミマセンデシタ。｣
刀を鞘に戻すと炎は全て消える。
｢これからの期待が高まるな、クラウス。｣
｢む、そうだなスティーブン。｣
｢ちょっとスティーブン、勝手に棚に上げんあよ。俺の胃に穴が空くじゃねぇか。｣
またもや大きく笑うスティーブン。
｢もうやだ、レオ君助けて、スティーブンの視界シャッフルして。｣
｢無理無理無理無理！！！無理です！！！スティーブンさんにそんな事出来ません！！｣
｢大丈夫、俺が命令してるからどのみち怒られるのは俺だから。｣
あ、この人怒られる気満々で言ってるって顔すんなレオ君やい。
これから前線に立つとなれば、銃も頻繁に使う様になるかな、と思い予備の銃やら弾倉を用意しなきゃなー。
スティーブンは大体言ったことを実行させるから怖い。
こんの鬼スティーブンが。
これでまた生活が変わるな、と思い外を見た。
コッチに来てそろそろ1年が経とうとする。
...あの日は何していたっけ？
あぁそうだ、カロットさん夫婦に拾われたんだ。
その日が俺の誕生日になってる。
確か1月20日、カレンダーはまだ12月入る前だ。
俺の本当の誕生日は11月17日だけどな。
そんな事はどうでもいい、そろそろ年の締めくくりだな。
あ、その前にクリスマスパーティーか。
それより前に、新入りがやってくる事を知らずに俺達は過ごす。
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椎名魏(プロフ) - 夜奈 希未さん» 夜奈さん、ありがとうございます！これからも楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2015年6月30日 20時) (
レス) id: 86535fb0f5 (このIDを非表示/違反報告)
椎名魏(プロフ) - 兎魔斗さん» 兎魔斗さん、ありがとうございます！更新はまちまちですが楽しんで頂けたら嬉しいです！！ (2015年6月30日 20時) (レス) id: 86535fb0f5 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈 希未(プロフ) - すごく面白いです！血界戦線の小説増えてくれ……これからも最新頑張ってください！応援してます！ (2015年6月30日 19時) (レス) id: 7f2cad6fcb (このIDを非表示/違反報告)
兎魔斗(プロフ) - 凄く面白いです!!,血界戦線の小説は少ないので...面白い小説にあえて嬉しいです!!!これからも頑張ってください!! (2015年6月30日 8時) (レス) id: bef0b55696 (このIDを非表示/違反報告)
椎名魏(プロフ) - かりんさん» かりんさん、ありがとうございます！！これからも楽しんで頂けたら幸いです！！ (2015年6月29日 18時) (レス) id: 86535fb0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名魏 | 作成日時：2015年6月24日 20時
