消えたメンバー (ページ21)

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宿舎に帰ってきてからは僕は高熱にやられていた。

JN「39度かぁ、しんどいね？ご飯は？」

『食べれない。』

JN「そっか、僕たちは収録あるからいくけど寝ておける？」

SG「バカ言うな連れてくぞ。」

ユンギヒョンはやっぱりまえのことがあったからかなかなか一人にはさせてくれない。

『ユンギヒョン、大丈夫だよ。僕は逃げたり隠れたりもしない、自分で絶とうともしない』

当分は事務所でのリハビリに入って、
防弾少年団の裏方でいることにした。

『でさ、なんでグクがカメラ回してんの？』

JK「ちゃんと撮らないと僕たちのAだもん、もう離さない。」

『僕だって結婚するかもじゃん？』

JK「今は同性結婚も許されるんだよ？」

『ねぇー！早くこの野うさぎ連れてってぇー！』

会うだけでいいと願った僕にはありがたいことにまたすべてをまた掴んだみたいだ。

兄《俺はそんな場合じゃないけどな？》

『兄ちゃんはどうするの？』

兄《俺はそのまま親父の道を行く。けど、お前はもう離すことはするな。逃げるな。》

失った苦しみはお前だけじゃなく、
メンバーもあった。
その傷を癒す義務はお前にはあるからなと、、、、

『言いたいことだけ言って切るなよ。』

久しぶりに見る自分の部屋は殺風景で、
ただあった大量のダンボールを開けば全て僕宛のファンレターだった。

#オッパに会いたい
#comebackA

『立たなければいけない場所は分かってるんだよ。ただ、、、』

元ﾏﾈ「そうだ。築き上げたのはお前じゃない。帰ったところで誰が喜ぶ？」

『なんで。ここに、、、ぐっ』

首もとを捕まれ締め付けられる。

元ﾏﾈ「お前のせいで、お前のせいで！」

『、ふ、ふざけんじゃねぇよ！！！！』

予想以上の自分の声の大きさに自分でも驚いた。

SG「全部人の責任にしてんじゃねえぞ？」

元ﾏﾈ「ユンギ！どうしてここに？」

SG「俺すぐ終わって迎えにきた。家だしここ。不法侵入だよね？警察呼ぶから。」

『お願いだよ、いい加減気づいてくれよ！
あんたが捨てられた女とはなんともなかったんだよ！』

元ﾏﾈ「それだけじゃねぇ、お前はおじさんの人生だって狂わせた。」

『え？それってPDのこと？』

僕はなにも知らない、
そのまま産まれてきた、恵まれた環境に。

元ﾏﾈ「総監の息子は金持ちで不自由ないよな？
でもおじさんはお前のお母さんに捨てられたんだよ。」

SG「いい加減にしろよ！」

元ﾏﾈ「元に戻れると思うなよ。」