消えたメンバー (ページ20)

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@(RMside) ページ20

俺らがしていることが全て無駄にさえ思えた。
こいつの努力を壊しているのではないか、
アイドルに戻ることでまた同じことになるのではないかと、、、

祖母「でもね？」

そんなどんよりとした空気のなか話を変えるかのように笑顔になった。

祖母「皆と防弾少年団として活躍しているときのあの子は本当に輝いてた。
それはもうビックリするくらい、お母さんを失ってから見ることがなかった満面の笑みを。
私はね反対はしないけど彼の笑みをもう一度見たいの。」

JN「僕も同じ夢を見てたんです。
もう一度同じステージに立ちたいです！」

RM「それはメンバーみんなずっと変わらない意見なんです。」

俺たちはいつでもまた迎えにいくつもりだった。
逃げたわけでもなくなんでもなくただ会いに行こうと。
誰も責めないよっと伝えたかった。

祖母「シヒョクさんと同じことにいってたわね？」

JH「でもどうしてAの父とPDはお知り合いで？」

祖母「あの子の顔見たときに思わなかった？」

え？？さっぱり僕たちには分かるはずもなく、、、

祖母「シヒョクさんとAの父親は恋敵だったのよ。しかもAもユギョンも母親にそっくりだからシヒョクさんも愛着湧くんじゃないかしら？」

『ばあちゃん、やめてよそんな生々しい話！』

終わったのかそっと帰って来たAはすごく険しい顔をしていた。

祖母「たまには話したくなるわよ？さ、あなたも帰る場所にかえりなさい？
シヒョクさんの提案通りにしたらいいじゃない？」

『やだって、ちゃんと整備工場開くからここにいさせてよ！』

祖母「ダメよ。あなたにはこんなに良いメンバーがいてるのにもう２年よ？
いい加減に向き合いなさい。」

JK「もうかえっておいでよ。」

その言葉を皆言わなかったのに、、、

RM「部屋はあの頃のままだし、
帰っておいで。」

タタを抱いてはぁーと頭を掻き出す姿はまるでドラマみたいに爽やかだった。

『タタを連れていっても？』

V「もちろんタニと仲良くしよう！」

『すぐにはアイドルは出来ない』

SG「一緒に作曲しよう。」

JH「ダンスも！」

『裏方の仕事に回るしサセンに襲われるかも？』

JM「Aはマネージャーじゃないんだから。もし何かあったら守るよ！」

JK「ジミニヒョンだけじゃ心配です。」

JN「さぁ、帰ろう？」

諦めなくてよかったと思う反面僕達は恐怖を忘れていた。

帰ろう、僕たちの家に。