消えたメンバー (ページ19)

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@(JHside) ページ19

かれこれ歩き始めて一時間は経つ。

JH「さすがのホビホビでも疲れるよー。」

JM「君のご主人はどこかな？」

V「君はタニと正反対だね？でもかわいい！」

そう、タニと同じポメラニアンでも白と薄茶色で小ぶりな犬だ。
まさかユギョンさんが騙すわけでもないけど、、、ここまで歩いていてないのもある意味心配になる。

ワンワン！

『タタ！？』

ガラガラとドアが壊れるかと思うくらいの勢いで開いたかと思えばフリーズするA。

『昨日はPDで今日はヒョン達ですか？』

その目は何かに怯えてる顔をしていた。

『僕をどうしたいの？』

『ろくでもないこと分かってたでしょ？』

『僕は戻ることをすれば両側からいじめられる。』

祖母「まぁまぁ、A。そんな物事を全て言っても話は通じないでしょ？」

後々聞けばAのお母さんとそっくりな祖母らしく、Aはかれこれ飛び出して一週間はいてたようだ

『隣のウォンさんのところ車調子悪いから行ってくるね？』

祖母「あんたに会いに来てるんでしょって、もう！」

JN「いいんですいいんです。まだ多分向き合えないかと、、、」

まだちゃんと向き合ってはくれないことくらい皆分かってた。
アイドルのプロとして生きてきたAにとっては離れたことによって大嫌いになってしまっていたのかもしれない。

祖母「あんな子じゃなかったのにね。」

その言葉が何かを変えるとも僕たちはまだ知らなかった。

V「タナ～タタと遊んでおいで？」

外ではのんきに遊んでるマンネ達と車を触るA。

祖母「あの子本当は明るい子なの。素直だし、可愛いくらい人になついてるそんな子だったの。」

いきなり光景を見ながら話し出したAの祖母。

SG「反抗期みたいだけどなぁ。」

祖母「普段はね？でも夜中になればいっつも一人で寝られない。ママはどこ？って言うの。
Aのお母さんユギョンを17歳で産んでAを27歳で産んだの。
だから余計ママッ子なのよ。」

だからデビューさせるのでさえ躊躇させてたんだと今思い出せば分かる話。

祖母「でもね、お父さんは違った。全ては世のためって鍛え上げて言うことをきかないなら虐待をする。力でねじ伏せようとする人間よ？

今だから言うけど、あの子はあなた達の為に離れたんじゃないかしら？」

JH「それはどちら共の力を全て自分で処理するためですか？」

祖母「出来ることならあの子を諦めたしかいい。」

一難去ってまた一難とはこのことか、、、