第二十九話「監獄の崩壊とその後」 ページ33
『……なんか…終わったね』
銀「あぁ。だからもうここも必要ないな。」
『うん……ん??』
沖「はーい、雌豚の皆さん、解散〜」
豚「ありがとうございましたー!!」
『は??え?』
土「いや、あいつらなんつか、エキストラ。」
『え……??私がいじめられていたのも……??』
高「仕組んだ。Aがまた暴走するか試したかった。」
『おいおい……』
神威「ごめんネ?A」
『許すまじ』
神楽「ごめん……」
『許す』
沖「はい解散ですねぃ」
『なんだー………』
二日後。
私は両親の墓に来ていた。
『父さん、母さん、来れなくてごめん。
私元気だからさ、心配すんなよ』
涙が溜まっていく。
それを遠くで見ている五人の男。
沖「あれで、よかったんですかねぃ」
銀「……あぁ。もうあいつなら大丈夫だろ」
土「おーい!!!!行くぞ!!!!」
『あーちょっと待って!!!!今しんみりしてただろ!!!空気読めバカやろォォ!!!!』
神威「変わらないネ。あの明るい性格は。」
高「口は悪ぃけどなァ」
『お待たせ〜さ、行こッ!!!』
青空の下、六人は昔に戻ったように肩を並べて歩いていった。
-fin-
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作者名:時雨です。 | 作成日時:2017年7月17日 21時