【銀魂】～看守共はドSです～【小説】[完結] (ページ28)

今日:10 hit、昨日:3 hit、合計:26,924 hit

第二十六話「回想:総悟ver.」ページ28

そっから俺達は、Aを止めるのに必死だった。

総「A!!!!落ち着けっ!!!相手は子供だぞぃ!!!」

『は?だからって親を殺していい理由にはならないだろ?』

銀「くそっ!!!こいつ、力強ぇ!!」

Aは人間だが、天性の戦闘能力とセンスがあった。
ただ、Aはその強さ故に周囲から浮いていた。

だから、あいつは、力を隠していた。
たった今まで。

今のAは野次馬共に見られてもお構い無し。

高「A……!!!!」

神威「どうしたの!?」

銀「多分、神楽があいつの両親を…」

神威「マジか……」

『あ。神威。妹、殺したけど。』

神威「は??A……それは、笑えない冗談だよ?」

『誰が冗談言うかよ』

土「おいっ!!!Aも神威も待て!!!!」

総「旦那」

銀「あぁ。」

神威「!!!」

総「神威。」

神威「分かった。」

『何、ぶつぶつ話してんだぁ………』

Aが喋った瞬間、旦那が木刀でAの頭を殴り、

ぐらりとなった瞬間、俺と神威が地面に叩きつけた。

Aは失神した。

総「ったく…手間のかかる女だ。」

神威「も～神楽殺すのは俺だから、Aは眠っとけヨ」

高「そういや、神楽は?」

銀「ちょっと息があるけどかなりヤバイな。」

総「あんなクソ親とか言ってたけど死んだら怒るモンなんですねィ」

銀「厳しかったけど、愛されてはいたからな。」

高「じゃ、こいつをどうするか決めようぜ」

神威「俺達の監視が届くところに居ないと、また何するか分からないし」

総「あ。いいこと思い付いた～」