2話 ページ4
Aside
残り時間はわずか。残ってる仮想敵の数も知れてる。
何をしよう、そう考えていると前方でどデカいギミックが出ていた。女の子が瓦礫の下敷き…！間に合うか…？
そう考えていると誰かが上空に飛び出してギミックを1発パンチを打ち込み、ギミックをぶっ飛ばした。
なんだ、あの力…!!
彼を見て気持ち悪い程に上がる口角に知らないフリをして状況を確認する。
…あいつ、脚も腕も変な方向に曲がって折れてる…
…折れてる…!?
不味い、捕縛布じゃ返って怪我を悪化させる…
抱えるしかない…！
近くの建物を蹴って反動を付けて飛ぶ。
『と、どけぇ"！！！』
彼をギリギリ抱きかかえると捕縛布を障害物に巻き付けて建物に登ろうとすると距離が足りず、建物にぶつかりそうになる。咄嗟に建物側に自身の背中を向けて消しきれなかった衝撃を肌で受ける。
ぶつかった所のコンクリートの壁の小さな破片がぱらぱら、と周辺に落ちる。
彼はハッ、と起きるとせめて1ポイントだけでも、も地を這うように進むが
「しゅ〜りょ〜!!!」
ひざし兄がそういうと彼はパタリ、と気を失った。
『ｯてｪ…』
背骨折れたかと思ったけど全然歩けたから大丈夫だ。
「あら嬢ちゃん、治療は要らないのかい？」
『大丈夫…です』
「うーん、一応しときたいんだけどねぇ」
『…じゃあ…』
そういうとリカバリーガールさんはちゅー！と言いながら私にキス…？？？をした。
するとみるみるうちに怪我が治って痛みも無くなった。ただどっと疲れた…彼女の個性の反動だろう。
『…ふぅ』
筆記も実技も申し分ない。
自分の出せる能力は最大限引き出せたと思う。
後は合否通知を待つだけ…
訳あって兄さんとは一緒に住んでない。
兄さんの個性は強いから昔から狙われてきてて、ちゃんと対抗する術を持っていない私が狙われないようにって言ったのは兄さんで。
そこから別々に住むようになった。
でも、雄英に入れたら一緒に住もうって。
そう言ってくれたのも兄さんだった。
そして合否通知が届くであろう日。
私は朝からソワソワしていた。
「Aなら大丈夫よ」
そう母さんには言われたが、不安であった。
あの試験会場には沢山のヒーロー志望者が居て、色んな個性の人がいた。
正直怖い。私があのスタートダッシュを失敗していたら、可能性すらなかったかもしれないのだから。
「A…これ…」
父さんが持ってきたのは雄英からの1つの便箋だった。
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ノト(プロフ) - 舞さん» 長らくお待たせいたしました。応援のコメントありがとうございます。これからもちょこちょこ程度にはなりますが更新して行きます。 (10月30日 10時) (
レス) @page23 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新ありがとうございます^_^ (10月22日 19時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください！応援してます^_^ (2023年1月16日 15時) (レス) @page22 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - アニメ好き╰(*´︶`*)╯さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！これからもゆるりと頑張っていきます！ (2022年12月31日 1時) (レス) @page20 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き╰(*´︶`*)╯ - 相澤先生推しなので最高でしたぁ(^-^)更新頑張れ👍応援してるで (2022年12月27日 21時) (レス) @page20 id: 28b6081af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノト | 作成日時：2022年11月18日 2時
