事件52 ページ4
博士「おお!!うまいのお!!!」
そういい博士はどんどん唐揚げを食べていく…
A「博士、野菜とかも食べてください…肉ばかりだと太ります…!」
博士「…ハイ」
しょんぼりした博士の皿にポテトサラダを盛り付けておく。
コ「でもうめえな!本当に!」
A「そう?ありがとう。」
ここに来たはじめのころに蘭ちゃんのご飯を食べてから料理に目覚めたからな…流石に女子高校生が一般家庭レベルにご飯が作れなくてどうする…ってな!
そう言いご飯を食べ終えた…
博士「もう夜も遅いようじゃぞ?いくら近くても今日はここに泊まっていって明日朝早く帰ったらどうじゃ?」
A「…え…でも?」
新一に視線を送る
コ「いいんじゃねえか?ホームズのこととかで喋りてえし…」
ピクッ
ホームズなんて聞いたら泊らざるおえねえだろ!!
A「…じゃあ今晩はご世話になります。博士…」
博士「おお!そうかそうか…布団は客用の布団があるはずじゃからそれを使ってくれると…」
A「なにからなにまですみませんね博士」
博士「いいんじゃよ!ご飯もつくってもらったしのぉ」
そうやって泊まることになった私は新一とホームズやいろんなミステリ小説について語り合っていた…
コ「んでAがホームズで好きなシーンは…?」
A「んー踊る人形だとか、バスカヴィルの犬や、緋色の研究なんかも好きなんだけどやっぱりひとつのシーンで言えばあそこかな〜…ライヘンバッハの滝…モリアーティ教授を追い詰めたホームズがこう言うんだ…『君を確実に破滅させることが出来るならば、』ーー」
「ーー『公共の利益の為に僕は喜んで死を受け入れよう』ーー」
私と新一は息の合うようにあのセリフを言い終える…そして二人でニッと笑い合う
…ああ、確か新一もこのシーン…このセリフ…
コ「俺も好きなんだよ!あのセリフにあのシーン…!!最高だよな!!」
キラキラした眼差しをこちらへ向けホームズについて語り出す…
私も負けじとヒートアップしさらに話は加速する…
A「…ハハどうしようか新一…」
コ「…だな…」
ふと携帯の時間を見ると既に明け方午前4時
A「話すの楽しすぎて時間なんか忘れてたわ…」
コ「…本当にそれ…楽しかったけど…やべえなこれ」
『アハハ…』
二人して苦笑を浮かべその後、学校へ行くも二人して授業中寝てて放課後、先生に呼び出されたのは言うまでもない…
(好きなことに集中するのはいいけど気を付けよう…)
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作者名:時雨 | 作成日時:2017年11月25日 10時