事件76広田正巳さん ページ29
哀「彼女がいったとおり、姉の死と同時に姉の住んでたマンションを組織が引き払ったから、何もかも処分されてるはず…でも、写真のデータをフロッピーに入れたのは、一緒に旅行に行った大学の先生っていってたから…もしかしたら…」
コナン「その先生って誰だか知らねーのか?」
哀「南洋大学教授の広田正巳…」
…ヒロタマサミ?あれ?なんだっけ…
コナン「ヒロタマサミ…?」
新一もひっかかったよう…
多分二人とも知ってることなのかもしれないけど今は組織が優先だ
哀「でもどこに住んでるかまでは…」
A「あー…それなら大学に問い合わせればすぐにわかるけれど…」
博士「よし、善は急げじゃ!!」
広田「なに!?旅行の写真を入れたフロッピー?誰だね君は!?」
博士「あ、いや、その……」
A「んん〜!博士変わって!(ボソッ)」
博士「あ、ああ…」
博士から受話器を奪い取る…
A「すみませんがお電話かわらせていただきました。先程は叔父に確認をとらせていたのですが、やはり、直接お話したいなと思いかわらせていただきました。」
博士「お、叔父て…」
広田「それで、君誰だね?」
A「ああ、失礼しました…名乗り遅れてすみません。私白瀬 Aです。実は宮野明美さんの親戚のものです」
あ、やべーミスったぜ…明美さんの名前だしちゃった…
んー調べたからそんくらいは知ってるってことでいいか…
哀/コナン「!?」
二人とも驚いてる…ま、そうよね…
広田「ああ、明美君の知り合いか!教え子達といったあの旅行の写真のフロッピーなら、ちゃんと返してもらったよ!妙なフロッピーも混ざっておった様じゃが…」
A「…そのフロッピー以前明美さんとお会いした時に渡してて混ざってしまった様なんです。今からそちらへそのフロッピー、取りに伺ってもよろしいでしょうか?」
広田「ああ構わんよ…この後、2、3人客が来る予定じゃが、その後でよければ…」
A「ええ…では…移動時間的にもこちらとしても丁度いい時間で有難いです…では、三時間後にそちらへ伺いますね…いきなり失礼しました」
ガチャ
コナン「おめー随分対応よかったけど…」
A「コミュ力と言語力の問題だと思う?みんなこんなもんよ」
哀「それより、何故あなたが私の姉の名前を知ってるの?」
A「顔はわかんないけど組織の幹部…コードネームあたってる連中に関わっていた人間はある程度名前覚えてるからだよ?」
哀「ふぅん?」
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作者名:時雨 | 作成日時:2017年11月25日 10時