事件75 ページ28
コナン「それでよ…確認とるけどよAもコイツ(哀ちゃん)此処においていいよな?」
A「!ふふ〜いいにきまってるでしょ!哀ちゃん可愛いからむしろ私の家に…」
哀「行くわけないでしょ」
コナン「バーロー!こいつは黒の組織の女だぞ!」
A「じょ…冗談やないか…本気にしやがって…アハハ」
二人とも顔がマジだった…というよりへんなエセ関西弁でたじゃねーか
博士「そうじゃ…その、それより、君の親の身の安全の方が…」
哀「心配ないわ!私の親も組織の一員…私が生まれてすぐ事故で死んだらしいから…」
A「……」
博士「じゃあ、君の家族は…」
哀「めったに会えない姉と、私の二人だけだったわ…組織の命令でアメリカ留学してた私たちがって、姉は普通に日本で生活してたから監視付きだったけどね…」
明美さん、ね…ていうよりか私と境遇そっくりなんだよな哀ちゃんって…
身内黒の組織の連中に殺されるし、私の場合姉弟が生きてはいるけど会えないっていう感じだけど……
早くしっかり、話せるようになりたいな
哀「そう…姉は私を組織から抜けさせるために、組織の仕事に手を染めるまでは…普通の学校に通い、普通の友人を作って、普通に旅行して…!……まって…」
『え?』
哀「…そういえば、殺される数年前に姉が旅行の写真を入れたフロッピーを2、3枚送ってきたのよ…研究所のモニターでひととおりみて、すぐに送り返したんだけど…」
あーフロッピーか、向こう側(元いたとこ)では時間軸の関係上もう、USBとかSDカードだとかだったからな〜
でもフロッピーとか保育園の時におばあちゃんのお家言ったときに写真見せてもらってたりなにかしらデータ処理とプログラミングに関しては少し教えられてたりしたから少しはいじれるな〜
哀「その後、薬のデータを入れたフロッピーが紛失して…ずいぶん探したけど見つかんなくて…」
コナン「なるほど…お姉さんに送り返したフロッピーの中に、あの薬のデータが混ざってる可能性があるってわけか…」
博士「じゃー君の姉さんが住んでた場所を探せば…」
A「…意味ないと思うよ…ていうより、無理だと思う。もし、哀ちゃんのお姉さんの住んでたマンションがあったとしても組織に関わった以上、組織が手を打ってる筈だし…」
哀「あら、わかってるのね…組織のこと」
A「…嫌なことにね…」
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作者名:時雨 | 作成日時:2017年11月25日 10時