事件67 ページ19
コナン「じゃ、じゃあおまえはあの黒ずくめの男達の仲間…」
哀「驚いている暇なんてないわよ、のろまな探偵さんたち?」
コナン「なに!?」
A「な…んで…」
ガクガク
未だに震える私はようやく振り絞った力で声を出して喋る
哀「いったでしょ?今、私が住んでるのは米花町2丁目22番地って…そう…あなたたちの家の近所…工藤くんの家の隣…白瀬さんの家の前…どこだかわかるわよね?」
コナン(ま、まさか…阿笠博士の家!?)
ピポパポ…
ツー…ツー…
コナン「おい、博士!?おい!?」
哀「無駄よ…何度かけても話し中…受話器が外れたまま、彼はとることができないのよ…もうこの世には、いないんだもの…」
そんなことは無いはず…でも…
コナン「て…てめぇ……おい、A!起きれるか?行くぞ!」
体はますます起こすことはできないほどにだるくなる…
A「し…んいち…先…行って…」
コナン「!わーった!すぐもどってくるから待ってろよ!」
コクン
私は頷き新一が阿笠邸へと走っていくのを見送る…
哀「あら?良かったの?私と二人っきりになんかなって…」
A「…哀…ちゃんが…そしき…抜けたの知ってる…から…優しい子なのも…知って…る…」
哀「!?なんで、どうしてそれを…ー」
バタッ
そこで私の意識は途切れる…
哀「!?……ハァ気絶しただけ…ね…黒の組織への恐怖かなにかでさっきから怯えていたものね…それにしても、あなたは何者なのよ…白瀬さん…」
Aが倒れて驚きつつも気絶したことを把握しAを阿笠邸までゆっくり運んでゆく灰原…
・
・
・
in阿笠邸
博士「いやーすまんすまん!!最近パソコン通信に凝っておってのー電話回線が塞がっておったんじゃ!」
コナン「………」
コナンは驚いた顔で博士を見つめる…
すると…
ガチャ
哀「ただいまー…」
博士「ああ、おかえり哀くん!…!?って…Aくん!?」
コナン「A!?」
哀「倒れたのよ…彼女…あなたが走り去ったあとにね…」
コナン「は!?」
哀「よくもまあ彼女が先に行けと言ったものの私と外に一人にしたわね」
コナン「ウッ……って!んなことより早くAを寝かせねーと…」
博士「おお、そうじゃの!二人とも、手伝ってくれるのう?」
哀「ええ…」
コナン「…わーってるよ」
そう言い3人はAを阿笠邸の寝室へと運び入れた…
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作者名:時雨 | 作成日時:2017年11月25日 10時