検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:638 hit

番外編 クリスマス part2 ページ3

12/24
私は今日も変わらず、夜に出歩いて喧嘩を売っては相手を倒し財布を盗って回っていた

ある程度集まったから帰ろうとした時に、誰かに声をかけられた

?「ねぇ、そこのかわいいお嬢さん」

「なんですか?」

私はまた財布を盗れるかもという期待と襲いかかられるかもしれないという警戒心を持って振り向いた

そこには何やらサンタのような……しかし、皆の想像するような赤のサンタ服ではなく、黒のサンタ服を来た男が6人もいた

その男達の顔は影になっていてよく見えない
夜だからだろうか

私は何故か___本当になんでかはわからないけれど、とてつもなく嫌な予感がした

私の勘はほぼ当たるからこれは逃げたほうがいいと判断し

「……私急いでるので」

そう言って振り返って走ろうとしたら__

「………?!」

目の前は真っ暗だった

つい先程まで電飾を施された街があったはずなのに

私が驚きを隠せず唖然としていると

?「君が良い子か悪い子か、俺らに教えてくれないか?」

……?何を言うんだこいつは
そんなことを聞いてどうなるというのか
でも…ただ黙っているというのもな

…とりあえず答えるか

「……悪い子だと思うけど?」

?「…へぇ。ここで嘘をつかないあたり真面目なんだね、君」

?「……でも、悪い子なのには変わりないから連れて行かなくちゃね」

?「そだねー!何する?野球で遊んでもらいたいな僕!」

?「駄目だよ、悪い子にはそれ相応の事をしなくちゃいけないんだから」

何やら楽しげに話しているが…
それ相応の事…?
私が今までしてきたことの?

……まさか、そんなことできるわけ…

?「それができちゃうんだよねぇ」

「?!」

急に耳元から声をかけられたために驚いて反射的に殴ってしまったが、避けられたようだった

?「中々物騒なことするねぇ、女の子がそんなことしちゃ駄目だよ?」

と、私が殴りかかったであろう奴が笑いながら言う

私は身構えながら聞く

「あんたら、何者なんだよ」

?「俺ら?そうだねぇ、世間一般的に言ったら…ブラックサンタ、かな」

その男はニヤリと笑った___気がした

次の瞬間、落ちるような感覚を覚える

何が起きているのか聞こうとしたが、落ちていくのと同時に意識も薄れていったために声を出すことができないまま、意識を失ったのだった

番外編 クリスマス part3→←番外編 クリスマス



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , ボカロ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紫月(プロフ) - ももまつ(全松girl)さん» コメントありがとうございます!更新…精一杯頑張りますので(;´Д`) (2019年5月24日 21時) (レス) id: 4f95f24de2 (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(全松girl)(プロフ) - とっても面白いです!特にパート2のクリスマスのやつが良い話だったし、パート1はヤンデレとかおそ松兄さんマジ兄さん!って思えるようなやつばっかで、良かったです!更新頑張って下さい!トド松編も楽しみです! (2019年5月5日 13時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫月(ΦωΦ) | 作成日時:2018年12月22日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。