星空の夜3 ページ4
上杉side
外が少しくらいな。あ、立花一人じゃん。
「立花、送ってぐ」
「ありがと。じゃあお願い(ニコッ)」
お、おい。可愛いだろーが。いつも立花は、まるで天使のような笑顔を見せてくれる。
すると、立花がいきなり俺の額に自分の額をくっつけてきた。
「んー、熱はないかな?」
おい_コイツ無意識でやってんのか?鈍感過ぎだろ…。
「あの」
「あのさ」
「あっ、先いいぞ」
「じゃ、お言葉に甘えて。あのさ、上杉君って星空旅館に行ったことがあるんでしょ?」
星空旅館?あぁ、あいつに会ったとこか。
確か立花もいったことあるんだっけ。
「ん、ある。立花もあるんだろ?」
「うん、あるよ。ちなみにそれっていつ行ったの…?」
いつ?なんでそんなこと聞くんだ?そう思ったけど、立花が真剣な眼差しだったから言うことにした。
「5年前の7月。あの時あいつに会ったんだ…。」
そう、あいつに会ったんだ。俺の好きな人に……。
「私もその時いったよ!星空が綺麗な夜に_。」
そっか。もしかしたら会えてたのか?でも、会ったとしてもわかんねぇか。
「そうか。もしかしたらあってたのかもな。俺らまだ知り合ってなかったし、気づかなかったのかも」
立花はアイツにも会ってたのか?活動中にアイツのこと思い出してたな_。
「私ね、会いたい人が居るんだ_。笑顔が綺麗な男の子に」
そっか。立花も居るんだ。じゃあいってもいいか_。
「俺も。そいつはすっごくドジな女だった_」
アイツは今どこに居るんだ?絶対覚えてないよな。でも、俺はお前を探し続けるから__待ってろよ。
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mayu - 推しの上杉君とあーやだったからサイコー過ぎでした。早く続きが見たいです!! (2019年5月20日 23時) (レス) id: c3d92851e0 (このIDを非表示/違反報告)
Natuki - 上杉君カッコイイですいろいろ忙しいと思いますが頑張ってください応援しています (2018年8月24日 7時) (レス) id: fa082eb104 (このIDを非表示/違反報告)
あや - めちゃ面白いです!上杉君かっこよ!続いてくれたら嬉しいです!! (2018年8月17日 0時) (レス) id: 8c45a24f9f (このIDを非表示/違反報告)
みな・もえ - わ、昨日とのさがすごい (2018年1月29日 22時) (レス) id: 13f50678a4 (このIDを非表示/違反報告)
みな・もえ - ゆいさん» わぁ!ありがと( ´艸`) (2018年1月29日 18時) (レス) id: 13f50678a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みな・もえ | 作成日時:2018年1月22日 20時