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過保護or放任 ページ19

弥生 Side

今日は小さい子供も遊べる遊具がある公園に遊びに来た。
ここは芝生で、やっと歩けるようになった結愛でも、少々転んでも大丈夫そう。

マサイ:「結愛、あんまり走ったら転ぶぞ。」

マサイくんの制止も聞かず、楽しそうに走り回ってる。
私はそれを呑気に眺めたり、時々スマホで動画を撮ったり…


結愛は滑り台の方へ。
低い段差だから、結愛でも登れるし、滑る所もスピードが出ないように、凹凸がある。

マサイ:「滑り台とか大丈夫か?」
弥生:「これ位の高さなら大丈夫だよ。段差登れるし。」
マサイ:「落ちたりしない?」
弥生:「柵があるから大丈夫だよ。」

マサイくんは、気が気じゃないようで、付いて回ってる。
滑る時も、横から体を支えてるし。


方や私は…
弥生:「結愛、滑る前にちゃんちゃん(座る)しなよ。」

通じているのかは不明だが、ちゃんと滑る前に座った。

弥生:「偉いね。どーぞ。」
特に手を出さず、見守る感じ。



マサイ:「弥生って変わった?」
弥生:「何が?」

マサイ:「結愛が動き回る事心配じゃねぇの?」
弥生:「心配はしてるよ。でも、危ない事は注意するけど、なるべく自分で色々経験して欲しいし。」

マサイ:「母親は強いな。」
弥生:「正直な所は、全て気に掛けてると私がもたない。ww」
マサイ:「そっち!?ww」
弥生:「最初は、全て付いて回ってたけど、大変で疲れるんだもん。でも、マサイくんが気に掛けてくれてるから、いつもより結愛楽しそうだよ。」

マサイ:「俺は、放任主義無理だ。心臓に悪い…」

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作者名:ちゃぴこ | 作成日時:2019年11月5日 18時

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