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3セット目 ページ21
影山も、向こうのセッターが正セッターじゃない事を察し
先輩達に話している声が聞こえる。
休憩も終わり、3セット目が始まった。
その時
「きゃ〜♡及川さ〜ん♡」
向こうの正セッターの登場ってね
一気に緊張感が走るコートの中
及川さんはアップをとりに行って試合再開。
2セット目と同様、あの2人のコンビが生かされる。
そして、24対21
ラスト点を取れば、烏野の勝ち。
そんな時、
ピーッと笛がなったかと思えば
青葉城西の正セッターがピンチサーバーとして
参加してきたのだ。
及「いくら攻撃力が高くてもさ…
その"攻撃"まで繋げなきゃ意味ないんだよ？」
そう言って、サーブに入る。
ドンッ
凄い威力だ…。
ゴッ
しかも、月島が狙われて上手く返球出来てないｯ…。
日「おい！こら！大王様!!俺も狙えっ！」
おいおい、翔陽、何を言ってんだか…
日「バレーボールはなあ！ネットの……」
はぁ…田中さんが言ってた事、
全く一緒では無いか。
でも、チームに統一感がでた。
これなら、もしかしたら行けるか…
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作者名：一ノ瀬 | 作成日時：2023年3月5日 20時
