【オリジナル】僕らの架空陣取り合戦 (ページ19)

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拳は地面にヒビが入った。
あんなのを食らったら
多分データが破損する。
多分と言うか普通にそうだ。
企業の情報などが漏れないように
番人がウイルスなどを
破損させる仕事をしているから。
しかしもう遅い、
とっくに乗っ取られているようだ。

らて「なんであんなのが
いるんでしょうかぁぁぁ！！」

走りながら疑問を言うらてに
対し、あすてぃるは

あす「アハハハハハッ！
何かこれリアル鬼ごっこみたいで
怖くて笑うしかないねー！！」

と笑っていたのだ。
...何だかすごい人だ。

ハサン「とにかく、
話してないでとっとと逃げるぞ！」

くう「ぺしゃんこになっても
知らないからなー。」

cutter「あすてぃるのせいで
破損したら困るからねー。」

３人は冷静に対応した。
あすてぃるは
「そんなこと言わないでくれ！」と
半分笑いながら冷や汗をかいた。
理由は企業の番人が
ホームにあるアイコンを
あすてぃるの隣に投げたから。

あすてぃる「...真面目に逃げますね。」

どうやら結構命の危険を
感じたようだ。
しばらくすると人が
目の前で歩いていた。

らて「ひ、人！？」

びっくりした様子で
目の前にいるアバターを見た。

cutter「いや...あれって...」

くう「あー...
あの人の登場だね。」

「ん？あれって...
あすてぃるかぁ。おーい、
あすてぃーる！」

皆がいる方に手を振った。

あすてぃる「ん？
...あー！！！！

なーじゃないか！」