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フロイドに嫌われたら……いや、フロイドじゃなくても俺は誰かから嫌われるのが怖い。
自分が好きな人から嫌われるのが1番苦しくて怖い。
「おやおや、どうしたんですか」
優しい声音が聞こえてきて視線を移すとそこにはフロイド……ではなくて双子のジェイドだった。
ｼﾞｪ「浮かない顔をしていますね。貴方らしくない。」
『うぅ…………じぇいどぉ〜……』
ｼﾞｪ「……ここでは人目につきやすいので少し移動しましょうか。」
ジェイドに連れられ人目のつかない所にやってきた。
ｼﾞｪ「……何があったのか聞いても？」
『……おれ…………フロイドに嫌われた……』
ｼﾞｪ「…………何故そのような事に？」
『フロイドの事睨んで無視して……そんで今日1日会えなくて……』
ｼﾞｪ「Aがそういう事をするなんて……余程フロイドが気に触ることを言ったんですね。」
『ち、ちがう！！フロイドは当たり前の事言っただけなんだ。』
ｼﾞｪ「当たり前の事？」
そして俺はフロイドと昨日あった事をジェイドに話した。
ｼﾞｪ「いや、フロイドが100％悪いですね。」
『だって！フロイドが言ったことは本当の ｼﾞｪ「醜い嫉妬で好きな人を傷つけるなんて……全く僕の双子はお子様ですね。そこに隠れてないで出てきなさい」……え？』
全く気づかなかった。
感情が高ぶっていたせいか、近くに人がいることなんて全く気づかなかった。
角から出てきたのはフロイドだった。
ﾌﾛ「…………。」
しかもめっちゃ無表情な。
ｼﾞｪ「今一度お2人でちゃんと話し合ってくださいね。」
そう言うとジェイドは直ぐに行ってしまった。
ﾌﾛ「…………。」
なにも喋らないフロイドと俺。
『……ふ、フロイdっ！？』
意をけして話そうとすると急にフロイドが抱きついてきた。
それも結構強く。
骨がミシミシ言いそうなくらい抱きしめられて……けど嫌じゃなかった。
だって……これがフロイドのなりの謝り方なんだろうなって思ったから。
ﾌﾛ「ごめん……俺……酷い事いって…………避けちゃって……ごめんね。」
『……だ、いじょうぶ。俺も…にらんだり…して、ごめんな。』
ギューっと締められて体が痛いけど抱きつき返すともっと強くなった。
けど今ここで痛い、離してなんて言ったらフロイドが傷ついちゃうような気がして言わなかった。
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オーララ - この作品凄く面白いです！ 大好きです‼︎ (2021年11月14日 19時) (
レス) @page42 id: 7c6b1438f9 (このIDを非表示/違反報告)
雲の巣 - え、待って、え？､、可愛過ぎないか？好き過ぎる、、、 (2021年5月1日 21時) (レス) id: 4e0d7a65ba (このIDを非表示/違反報告)
姓墨ねこ＠受験勉強：低浮上(プロフ) - 棲み分けの為にも、腐っているようであればフラグは立てた方が良いと思います。耐性の無い人を巻き込んでしまう恐れがあるので......。 (2020年10月24日 23時) (レス) id: f5e0dfc922 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - りりるさん» ご指摘ありがとうございます！自分でにわかかよーなんて言いながら直しました…ありがとうございます！！！ (2020年9月2日 23時) (レス) id: a205bec433 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - 脅威のセラフさん» ありがとうございまぁす！！ (2020年9月2日 23時) (レス) id: a205bec433 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：終わりの芝生 | 作成日時：2020年6月21日 0時
