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昼
ﾗｷﾞ「……氷華の王子とご飯食べたかった。」
『…………。』
どうやら寮長にパシリにされてるらしい。
授業が終わり騒がしくなった教室でそう呟いた。
『…………。』
ﾗｷﾞ「な、なんスか、そんな怖い顔して……」
『……なぁ…』
と僕が声を出した瞬間。
「「「「うわぁーーー！！！！」」」」
と周りの人達が大声で叫んだ。
うるさくて耳を塞ぐ。ラギーさんも同様に顔を歪めて耳を塞いでいた。
ﾓﾌﾞe「い、いましゃべ……」
ﾓﾌﾞr「聞き間違えじゃねぇよな！！」
ﾓﾌﾞw「てかなんであんなハイエナ風情に喋ってんだろう…」
ﾓﾌﾞq「それな！……てか氷華の王子って喋れないんじゃなかったっけ？」
…………。
なんか少し胸あたりがぐちゃ？というか……もしかして僕……怒ってる？
なんで？
…………周りがうるさいから？
うん。そうに違いない。
ﾗｷﾞ「…………え、えっとあっちで話しましょ！」
ラギーさんにそう言われ手を引かれるとまた、教室に悲鳴に近い声が響いた。
ﾓﾌﾞa「なにハイエナが氷華の王子に触ってんだよ！！」
ﾓﾌﾞd「王子が汚れるだろ！」
…………。
ﾗｷﾞ「……す、すいません。……そ、うだ。俺レオナさんのご飯買いに……行かなきゃ……氷華の王子……じゃ、じゃあ……」
…………。
『A』
ﾗｷﾞ「……え？」
『僕の名前。』
ﾗｷﾞ「……？」
『氷華の王子なんてダサい。Aって呼んで、ラギー』
ﾗｷﾞ「っ〜！！…Aっ……ま、また後で！！」
顔を綻ばせて僕の名前を呼ぶラギーを見るとなんだか胸がポカポカした。
ﾓﾌﾞr「氷華の王子って呼び方ダメでしたか！？じゃ、じゃあ俺もAって呼びます！！」
ﾓﾌﾞq「お、おれも！！」
未だに騒がしい教室を出て購買に向かった。
行くところ同じなんだから一緒に行きたかったな……
…………と、思ってハッとした。
何変なこと考えてるんだろ。
バカみてぇ。
ラギーだって……どうせ……僕を…………
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かふぇもか！(プロフ) - え、神ですか？更新頑張って下さい！ (9月28日 7時) (
レス) id: 67da7e264d (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - えっすごい好きです！！！！！更新停止なのすごく悲しいです、再開してくれたら嬉しいです！ (2022年1月22日 20時) (レス) id: 568bb71bb9 (このIDを非表示/違反報告)
うぇーい←おい - ふーん...泣いた←更新待ってます！がんばってえええええ← (2021年4月14日 0時) (レス) id: 9a18975db5 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - 更新停止中に泣いた…待ってます！！続き待ってます！！ (2021年3月25日 9時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
すこ - とっても面白いです！更新待ってます！作者さんにこの想いを届けよう！ (2021年2月13日 14時) (レス) id: 58a1d0c06a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：終わりの芝生 | 作成日時：2020年6月8日 18時
