【呪術廻戦】壊れかけの人形【男主】

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夜「言い訳は聞かん。」


教室に入ってすぐ夜蛾先生が全員そこに座れと床を指した。


昨日の無断欠席についてらしい。


悟「おい、傑。お前連絡入れただろ？」

傑「入れた筈だけれど……」


傑さんに耳打ちする悟さんと相槌を打つ傑さん。

硝子に至っては最早聞いているのかも怪しい。


夜「確かに休む事について傑から連絡を貰った。だがしかし、休むのは五十嵐だけでいいだろ。」

悟「俺達ちゃんと看病してたんですけど」


その後も夜蛾先生からの小言は続いた。


そして今は今日の任務について説明されてる。



夜「今は使われてないがその学校の体育館からよく物音が聞こえるらしい。9割方呪霊だろう。祓ってこい。」


……あれ。それもしかして……

『あの…先生。』

夜「なんだ」

『えっと………』

夜「…………あぁ、なるほど。なら、この件は解決済みか。」


察しのよい先生で助かった。

別に自分が任務をやったと3人に隠したい訳ではないけど公にする程でもないし。



結局今日の任務は神社の奥の方の1級か、それ以上の呪霊を祓うと言う事だけだった。


夜「いい機会だ。悟、傑、五十嵐。行ってこい。硝子は誰かが怪我をした時に必要だからここに残ってろ。…呉々も問題は起こすなよ。」

夜蛾先生の言葉に各々返事をして準備に取り掛かった。


悟「なぁ、さっきのってどういう事？」

『さっきのと言いますと？』

悟「学校の呪霊が解決済みって事。お前何か関係してんの？」


準備を早々に終えた悟さんが僕にそう話しかけてきた。

……なんと言うべきか。


『いいえ、特に関係していませんよ。』

悟「…ふーん。じゃあなん 傑「2人ともそろそろ出るよ。」


悟さんが何か言いかけたが傑さんによってかき消された。

けど正直に言って助かった。



『すみません、今いきます。』

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