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夜「……いきなりだがついて来てくれ。」
それも束の間、咳払いをしてそう言った夜蛾先生に『はい』と淡白な返事を返して後を追った。
夜蛾先生にここの事を簡単に説明して貰いながら校舎内を歩いていた。
学校が終わったら寮に帰ることも説明してもらった。
説明が一区切りついたところで夜蛾先生が1つの扉の前で止まった。
夜「個性の濃いヤツばっかりだが上手くやれるだろう。少し話してくるから名前を呼んだら来てくれ。」
夜蛾先生はそう言うと扉を開けて行ってしまった。
取り敢えず名前が呼ばれるのを待とう。
なんとなく校舎の窓から見える木を見た。とても立派で綺麗だった。
暫くして夜蛾先生から僕を呼ぶ声が聞こえたので少し躊躇いながらも扉を開けて中に入った。
誰かが息を飲んだ音がした。
夜「…今日からお前達と一緒にやっていく五十嵐Aだ。」
夜蛾先生はそう言うとちらっと僕を見た。
自己紹介しろってことかな。
『…五十嵐Aです。よろしくお願いします。』
僕の前にはポカンとしている男子2人と女子1人。
3人ともとても美形だ。
五条悟様は誰だろう。
男って言うのは聞いてるからこの女の人ではない。どっちだろう。
すると3人を見た夜蛾先生がため息をついた。
夜「五十嵐は空いている席に座ってくれ。……暫くあけるから各自、自己紹介でもしておけ」
夜蛾先生はそう言うと扉を開けて直ぐに行ってしまった。
夜蛾が出ていった後、教室内には何とも言えない空気が流れた。
取り敢えず言われた通りに空いている席に座った。
??「えっーと……自己紹介してもいいかな？」
僕にそう問いかけたのは特徴的な前髪をして、後ろ髪をお団子にしている人だった。
1度瞬きをした後その人に向き合った。
傑「さっきは固まってしまってごめんね。私は夏油傑。…えっと、よろしくね。」
眉を下げてはにかむ…夏油様によろしくお願いします、と頭を下げた。
硝「そんなに畏まらなくてもいいんじゃない？私は家入硝子。怪我したら私の所にきてもいいよ、よろしく。」
横から机に頬杖をついてずらっ子のように口角を上げている…家入様。
家入様の言葉に首を傾げならがもよろしくお願いします、と頭を下げた。
そして最後の1人。
あちらが夏油様だったからこっちが五条悟様？
悟「…五条悟。」
硝「可愛くない」
悟「うるせぇ」
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終わりの芝生(プロフ) - きゃんでぃべあさん» 夏油くんなら真顔で人の精神余裕で抉ること言ってきそうだなって思ったので……ありがとうございます！頑張ります！ (2021年1月11日 16時) (
レス) id: 7df2fd8f18 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - 成瀬さん» ありがとうございます！！ (2021年1月11日 16時) (レス) id: 7df2fd8f18 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - トサカ頭に悪い奴はいないさん» うわぁ！嬉しい！！ありがとうございます！！頑張ります！ (2021年1月11日 16時) (レス) id: 7df2fd8f18 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - 黒猫静さん» ありがとうございます！神だなんてとんでもない笑頑張ります！ (2021年1月11日 16時) (レス) id: 7df2fd8f18 (このIDを非表示/違反報告)
きゃんでぃべあ(プロフ) - 夏油くんのぶりっ子ちゃんに対しての言葉が面白かったです（笑）ストーリー性めっちゃ好きです！更新頑張ってください！ (2021年1月10日 18時) (レス) id: f7948ae81a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：終わりの芝生 | 作成日時：2020年12月30日 13時
