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再び瑠威視点
昨日あんな事があって、夜威に会いたくても、余計な事をしてまた怒らせてしまうような気がして、何時もより早めに家を出る
大学に行く気にもなれずに、バイトの時間まで近くの賑やかな駅でふらふらしていた
バイト中は夜威の事で頭が一杯で、ずっと呆けたような顔をしている俺を見かねて、店長は早めに上がらせてくれた
その後、駅で女に捕まり、ホテルまで同行したものの、気分がのらない、と、途中で止めれば、ひっぱたかれて、追い出された
結局、家の前の通りを歩いている時間はバイトが通常の時よりも遅かった
瑞希に怒られると思いながら家に着くと、夜威の部屋のベランダで２人の男が争っているのが見えた
瑠「あれは…夜威、と、湊？」
湊「俺＿夜＿＿好き＿＿だよ＿＿＿＿」
何しているんだろう？
しばらく見ていると、湊が押した、夜威の身体が宙に浮いた
そのまま、花びらの様にくるくると舞い落ちる夜威
「「「あ、」」」
ドサッと大きな音を起てて夜威は落ちた
落ちた？夜威が？
なんで夜威が？
瑠「夜威っ!!」
怒鳴って駆けつければ、頭から血をながして横たわる、夜威がいた
瑠「よ、夜威…？どうしたんだ…夜威っ!!目を開けろっ!!」
横たわる夜威を掻き抱けば、頭から出た血が手にベッタリと着いた
瑠「あ、あああ…！うああああああっっ!!」
絶叫が喉から飛び出す
家から瑞希と湊が走って出て来た
夜威の身体を更に強く抱き締める
瑞「瑠威にぃっ！何があったの!?説明して！」
より一層叫び声が響く
喉が掠れる
瑠「あああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ！」
瑞希が駆け寄ってきて、肩を揺すられる
瑞「瑠威にぃっ！瑠威にぃ！夜威にぃはどうしたのっ!!説明してよっ！瑠威にぃ！」
呆然と立っている湊を睨み付ける
そっと夜威を寝かせ、ゆっくり立ち上がる
瑠「お前がっ!!お前が夜威を殺ったんだっ!!…お前がぁぁぁぁぁぁ!!」
殴られても蹴られても、湊は呆然と、ただやられるがままだった
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ラッキーアイテム
革ベルト
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鶴丸詩音 - っ短かったけど、途中で涙がとまりませんでした (2017年10月7日 4時) (
レス) id: 9e4fde0052 (このIDを非表示/違反報告)
椎名冬雪(プロフ) - 彩松さん» 楽しんで（？）いただけているようでなによりです。これかもお願いします (2017年9月16日 14時) (携帯から) (レス) id: 6ecf7d6839 (このIDを非表示/違反報告)
彩松 - 夜威が死んだところから、涙が止まらなかった (2017年9月16日 12時) (携帯から) (レス) id: 9eede2b342 (このIDを非表示/違反報告)
椎名冬雪@テストのため低浮上。すぐ戻る(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！ (2017年8月22日 19時) (携帯から) (レス) id: 6ecf7d6839 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 面白いです！ (2017年8月21日 22時) (レス) id: ce8af5c15e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白青冬 | 作成日時：2017年7月28日 17時
