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イザベルは誰よりも馬の扱いが上手く、
ファーランも機転の利く頭脳で立体機動を扱う。
私の同期も口を揃えていい子と話す。
2人共先輩と馴染めていて…心配は要らなそう。
…ただ、1人を除いての話。
分隊長
「壁外で真っ先に死にたいのか。」
リヴァイ
「ようは巨人のうなじが削げりゃいいんだろ、俺は好きにさせてもらう。」
逆手に持つブレード。
本来ならそのような持ち方は想定されてない。
ペースを乱されるのが嫌いなのは私も分かる。
だからこそ自身を貫けば分隊長や周りの兵士とも上手くいかない。
「あいつゴロツキなんだろ？」
「調査兵団の私たちには劣るに決まってる。」
「ゴロツキがにわか仕込みで巨人を倒せるわけない。」
「地下都市で10人は殺したんだとか。」
「え？私は50人って聞いたわよ？」
兵士のざわめきが耳に響くなか、
彼の存在が不可思議な注目を浴び、語り草となる。
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作者名：しゃむねこ | 作成日時：2023年11月18日 19時
