恋、始まりました『染谷勇次郎』

にじゅいち ページ22

昼休み






操「A！今日は私と食べよ？」






うーん.....









まあ最近勇次郎と食べてるしな.....






貴「うん、食べよ」





やったー！と言いながら操は椅子を私の机に持ってくる





すると、甘いものが無いことに気がついた自分









しまった.......









貴「あ.....ジュース買いにいってくるね！」







ジュースで我慢すっか









操「んーいってらっしゃい」







貴「おーう」









.....操、もう食べてるし








急ご







お財布をポケットに突っ込んで曲がり角を走っていると









ドンッ！




貴「きゃあ！」



「うえ！？」






誰かとぶつかった









私、曲がり角で誰かとぶつかれる天才なのかも......







じゃない！！









よほど驚いたのかその子は目を回していた




貴「うわああ！ごめんねええ！！大丈夫！？！？」







全力で肩を揺らすとその子は目が覚めたのかはっ！として





「大丈夫だよ！」




と言った









貴「ごめんね.....えっと...」



確か同じクラスの......





ひ「涼海ひよりだよ！榊さん」



貴「あ、ああ！」




私の名前覚えてもらってるのに何だか申し訳ないなあ......





そうだ！






貴「ひよりちゃん、Aでいいからね！後、お詫びにPOKETZあげる！」



ひ「え.....そんな！申し訳ないよ！」



貴「んーん、むしろ貰って？うちPOKETZ大量にあってさー」






勿論犯人はお母さん



イチゴ味とレモン味がそれぞれ6箱あって、イチゴ味は全部私が食べたんだけど......





お母さんも私もレモン味は食べれなくて困っているため

消費するために配っているのである






貴「さ！行こ行こ〜」




ひよりちゃんの手を引いて教室へ走る









.........それにしても









可愛いなこの子！←可愛いもの好き









ジュース？もういいよ









気分が踊り、鼻歌を歌いながら教室のドアを開けた

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