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健太さんが私の上から退いてソファに座り直した。
A こっちこい、って壱馬くんに言われたから
急いで起き上がって壱馬くんの元へ行った。




壱馬「なにしてんねん、A。」


『だっ、だって…、』


壱馬「ほんまに何もされとらん?」


『されてない。』


壱馬「健太さん、いくら健太さんでも次はないんで。」




私の肩を抱き寄せてそう言った壱馬くんに
健太さんは、にひひ と笑った。




健太「Aちゃん、壱馬に飽きたらいくらでも健太さんが相手してあげるからね?」


『…遠慮しときます、』


健太「ありゃ、今日だけで3回振られたんだけど(笑)」




総会ももう終わっただろうし今日は帰るね〜って、こんなにも引っ掻き回したのにヘラヘラしながら健太さんは呆気なく帰って行った。




壱馬「何しに来てんあの人。」




壱馬くんを揶揄いに来ただけだと思う、とは言えなかった。




『もう総会終わったの?』


壱馬「昂秀から連絡あって抜けて急いで帰ってきた。」


『そうなんだ……、総会戻っちゃう?』


壱馬「戻らんけど。なに?寂しいん?」




揶揄うように私の顔を覗き込んでそう聞いてくる
壱馬くんの服の裾をすがるようにぎゅっと掴んだ。




『……ちょっと寂しかった、』


壱馬「え?」


『今日はもうずっと一緒にいれる?』


壱馬「やっぱり健太さんになんかされたん?」




されてはない、けど少しだけ義父のこと思い出して不安になっただけ。でも心配かけたらいけないと思ったから、小さく首を横に振った。

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makana(プロフ) - eitherlavさん» いつになるかわからないですけど小話程度でも書けたらな…と思います🙆‍♀️◎ (2022年11月19日 7時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
makana(プロフ) - なぎささん» 素敵な作品…🥺❤️とっても嬉しいです!こちらこと最後までお付き合いくださりありがとうございました🙏 (2022年11月19日 7時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
makana(プロフ) - tantanさん» 最後までお付き合いくださりありがとうございました🫶 (2022年11月19日 7時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
eitherlav(プロフ) - 毎日楽しみにしてました✨もっと続きみたいです (2022年11月19日 4時) (レス) id: 52c4f27139 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - この作品好きで読ませていただいてました素敵な作品をありがとうございました🥰 (2022年11月19日 0時) (レス) @page48 id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:makana | 作成日時:2022年11月11日 2時

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