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陸さんが買ってきてくれた氷を顔に当てる。
『……つめた、』
海青「いや、直接はあかんやろ(笑) タオル貸したるから………、いや そろそろ手離し？(笑)」
『やだ…、』
なにかと理由をつけて海青くんが離れようとするからその度に手をぎゅっと握りしめて離さないようにした。
陸「素直で可愛いね(笑) はい、氷貸して？タオル巻くから。俺のだけどごめんね。 」
氷をタオルで包んでくれて海青くんと繋がれていない手にそっと渡してくれる陸さん。
可愛いって言われて少し恥ずかしくなって氷で顔を隠した。
『ごめんなさい、ありがとうございます…、』
海青「いつからマネージャーあいつやったっけ？」
『5日前…、距離近いなとはずっと思ってたけど今日は特に朝から佐々木さんのテンションおかしくて。手紙届くの今日ですよね？とか、手紙の内容ってどんなこと書いてあるんですか とか色々聞いてきて…。普通そんなこと聞いてこないよね？』
壱馬「それ素でしとんならデリカシー無さすぎやし、もし渡しとる本人やったとして何が聞きたいん それ。」
『ですよね…、意味わかんなくて少しイラッとして…、』
陣「ほんま意味分からんな。」
『せっかくキックボクシング習ったのに、結局怖くなって逃げることしか出来なかった…。』
海青「いや、それで正解なんやって。逃げろ言うたやろ？」
陸「え、習い始めたのってこれがきっかけなの？」
『はい…、ごめんなさい。真剣にやってる方もいらっしゃるのに…、』
陸「いやいや、白川さんも真剣に習ってたでしょ？じゃないと短期間であんな上達しないから。」
『手紙が直接家に届くようになって身の危険を感じて…、やるしか無かったっていうか…。』
陸「ほんとよく頑張ったね、偉いね。」
なんて言いながら頭をポンポンと撫でてくれた陸さん。
そのとき握られている手にぎゅっと力が入ったような気がした。
それに応えるように、私もぎゅっと握り返した。
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makana(プロフ) - sakuさん» 海青くんのまじで少ないですよね！！もう自分で書いちゃえってなって書きはじめちゃいましたもん（笑）更新頑張るので楽しみにしていてください🙏✨ (2022年10月6日 17時) (
レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - はじめまして。海青くんの小説あまり出会わなかったのですが、面白くて時折ニヤニヤとしながら読んでいました😄続きを楽しみにしてます！ (2022年10月6日 10時) (レス) @page17 id: 1a1d53f4b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：makana | 作成日時：2022年10月5日 22時
