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貴方side
『え？き、共和国連合と王政国の対立戦争に…？』
tn「はい。我が国の方にそれに対する参戦要求が来たのです。A様はご存知で？」
『…それがトントン様が到着される、つい数時間前に手紙が届きました。チーノ』
cn「はい」
奥から彼が一枚の白い封筒を手にやってきてそれをトントン様へと渡す
すぐ様彼は中を確認して顔を上げる
tn「それで返事の方は？」
『いいえ、まだしてません。…我が国は先代が亡くなった余波からまだまだ復興しきれていないので戦争になど参加する余裕はないのです』
tn「ということは我々と中立国として協定を結んで頂けますか？」
『そうしたいのですが……王政国側からも少々圧力をかけられていて…』
tn「貿易、ですか」
『はい…これ以上農作物や鉄鋼を輸入できなくなると国民の生活が辛くなるのは目に見えているのです』
ただでさえ、今は農作物が育たない時期
王政国から貿易を止められると餓死者や職を失う者も多く出るだろう
そしてそれは内乱にも繋がってしまう
tn「それに関しては協定を結ぶ以上、我々からも援助いたします。それでどうですか」
口を開きかけるが、言い淀んで思わずもう一度口を閉ざす
我々国からの援助のみで今まで何カ国からも貰えていたのを補えきれるだろうか
大国とは言えども向こうも連合からの貿易は切られるはずだ
余裕がなくなって我が国が切られでもしたら…
『…その件に関しては少し時間をください。私らの方でも協議をしたいので』
tn「はい。それでは三日後に良い返答が聞けるのを楽しみにしていますね」
にこりと笑って少しの圧を残してトントン様は去っていった
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そると(プロフ) - ぱずるさん» ぱずるさん、コメントありがとうございます！上手く伝わって感動して頂けて作者としては嬉しいです…次作そろそろ出来そうなのでもう少しお待ちください！ (2021年8月13日 12時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ぱずる(プロフ) - 完結おめでとうございます。紛うことなきハッピーエンドではありませんでしたが、そこもまた良く胸が締め付けられました。とても感動する作品をありがとうございました。これからもそると様の作品を楽しみにしております。 (2021年8月13日 11時) (レス) id: baac44fdeb (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - タユさん» コメントありがとうございます！悲劇の女王、的な感じで書きたかったのでそれが伝わってくれたなら嬉しい限りです！！ (2019年9月30日 20時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に感動しました（ ; ; ）女王が可愛そうだったのと、ショッピ君の立ち位置が凄くいいなと思いました！本当にお疲れ様でしたm(_ _)m (2019年9月30日 20時) (レス) id: 98f6db82b1 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - きのこ(em推し)さん» コメントありがとうございます！zmさん落ち…同じ世界観…！めちゃくちゃいいじゃないですか…！頑張って書いてみます…！！ (2019年9月30日 16時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年8月9日 13時
