#142 -慈悲-24 ページ10
Aside_
数日後、エルヴィン団長に呼び出された為、すでに旧本部に戻っていた私とエレン、リヴァイは3人で食堂で待機をしている。
「遅ぇな……。エルヴィンの野郎ども、待たせやがって。迎えの憲兵団が先に来ちまうじゃねぇか」
リヴァイはそう言って紅茶を飲んだ。
「大方、クソがなかなか出なくて困ってるんだろうな」
「兵長……、今日はよく喋りますね」
そんな事を話すリヴァイにエレンは苦笑いを浮かべて言った。
「バカ言え、俺は元々、結構喋る」
『そんなこともない気がするけど……』
少し無言が続いた後、リヴァイは空になったカップを机に置いた。
「チッ」
リヴァイが舌打ちをすると、足が痛んだのか足をさすった。
『リヴァイ、大丈夫？』
「すみません……。俺があの時、選択を間違わなければ、こんな事には…」
そんな様子を見てエレンは申し訳なさそうにしながら、謝った。
「……言っただろう…結果は誰にもわからんと」
『エレンだけの選択じゃないよ、1人1人それぞれの選択があって今があるんだから』
すると、扉が開く音が聞こえた。
「遅れて申し訳ない」
エルヴィン団長が入ってくると、
「いえ――っ！お前ら」
エルヴィン団長に続いてアルミンとミカサ、ジャンも入ってきた。
「女型の巨人と思わしき人物を見つけた」
エレンはエルヴィン団長の言葉を聞いて驚いていた。
女型の巨人か……、私の考えは外れていてほしい。
「今度こそ、確実に捕らえる」
そう言ってエルヴィン団長達は席についた。
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燈-tomo-(プロフ) - 月さん» ありがとうございます！アニメも完結したので、少しずつ更新していきますね♪ (11月6日 18時) (
レス) id: 565a7f0be0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 実は前から密かにファンです(*´˘`*)燈さんのペースで更新楽しみにしてます( ˆ ˆ )/♡ (11月5日 21時) (レス) @page6 id: 0625cd64d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈-tomo- | 作成日時：2023年10月9日 21時
