#155 -微笑み-23 ページ24
Aside_
少しするとアルミンは無事にアニを連れて来ることに成功して、地下通路に向かう。
「案外、楽に抜けられたな」
歩いてる途中、エレンが話し始めたが、そんなエレンをミカサは静かにするように「シッ」と言った。
「さすが憲兵団様だ、日頃の仕事具合が伺える」
止められたのにエレンはキョロキョロしながら話す。
「キョロキョロしない」
そして、ミカサはやっぱりエレンを注意する。
「後は影武者のジャンがバレなきゃいいが、あれはそう長くは持たねぇよ。アイツと俺、全然似てねぇから」
「大丈夫だって、2人は目つきが凶悪で似たような悪人面だから」
『アルミンってたまに辛辣なこと言うよね』
「俺はあんな馬面じゃねぇよ」
「ねぇ、もし私が協力しなかったらどうやって壁を超えるつもりだったの？」
「立体機動で突破するつもりだったんだ」
アニの質問にアルミンが答える。
「無茶じゃない？そもそも、ストヘス区へ入る前に逃げた方がこんな面倒がかからなくて済んだはずでしょ。なんで、今ここなの？」
やっぱり、アニは鋭い。
「この街の入り組んだ地形が替え玉作戦の成功率を上げると思ったからさ。
それに、真っ向から逆らうよりも従順に振る舞って警戒心を解いた方が逃走の時間を稼げるしね」
「そう、納得したよ」
アルミンとアニが話している間にも地下通路へ着実に近づいて行く。
続く
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燈-tomo-(プロフ) - 月さん» ありがとうございます！アニメも完結したので、少しずつ更新していきますね♪ (11月6日 18時) (
レス) id: 565a7f0be0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 実は前から密かにファンです(*´˘`*)燈さんのペースで更新楽しみにしてます( ˆ ˆ )/♡ (11月5日 21時) (レス) @page6 id: 0625cd64d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈-tomo- | 作成日時：2023年10月9日 21時
