#147 -夜-＊ ページ15
リヴァイside_
部屋に戻って待っているが、嬉しそうに一度部屋に向かったAは一向に来る様子がない。
「アイツ何やってんだ？」
そう呟いた時にタイミングよくドアがノックされた
『リヴァイ？入っていい？』
「あぁ」
短く返事をすると風呂を入った後なのか髪が乾き切っていないAが部屋に入って来た。
その様子は普段と違い、濡れた髪をおろしていた。――コイツは夜に男の部屋に来てることを自覚してるのか？
『え！こんな時間まで仕事してたの！？』
Aを待ってる間、事務仕事を片付けていたが、こんな時間に男の部屋に来てるお前はどうなんだと言いたくなる。
「お前を待つまでだ……で、紅茶が飲みたいんだろ？待ってろ」
そう言って準備をしようと立ち上がる。
『あ、手伝うよ』
無言で淡々とカチャカチャと食器が鳴る音だけが部屋に響く。
用意が出来てソファがある部屋まで行きAに渡すと、Aはいただきますと一言こぼして、紅茶を美味しそうに飲む。
『ねぇ、リヴァイ』
「なんだ？」
『ファーラン兄もイザベル姉も綺麗な空見れた？』
Aは窓の外を見ながら、唐突に聞いて来た。その問いで俺は屋上でファーランとイザベルと話したことを思い出した。
「あぁ、一緒に見たよ」
そう言ってAの頭を撫でるとAは嬉しそうに笑うが、少しするとAは一瞬だけ顔を歪めた。
「どうした？」
『ちょっと頭が痛くなっただけ、たまにあるから気にしないで』
Aは笑顔でそう言った。
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燈-tomo-(プロフ) - 月さん» ありがとうございます！アニメも完結したので、少しずつ更新していきますね♪ (11月6日 18時) (
レス) id: 565a7f0be0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 実は前から密かにファンです(*´˘`*)燈さんのペースで更新楽しみにしてます( ˆ ˆ )/♡ (11月5日 21時) (レス) @page6 id: 0625cd64d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈-tomo- | 作成日時：2023年10月9日 21時
