#146 -夜-＊ ページ14
Aside_
「怪我は本当に大丈夫なのか？」
エルヴィン団長達が帰った後、エレンから聞かれた。
『うん、少し傷むかなぁくらいだよ。エレンもミカサも心配しすぎ』
その言葉に腕を軽く回した。ミカサが帰る直前に何度も怪我は大丈夫なのか聞いて来たこともあり苦笑いで答える。
「お前って昔から怪我の治り早いよな」
『よくわかってるじゃん、だから今回も大丈夫だよ』
私はそう言ってエレンに笑顔を見せると、後ろからリヴァイの声が聞こえた。
「おい、ガキはそろそろ部屋に戻って早くクソして寝ろ」
『クソはないでしょ……。エレン、またね』
エレンは地下にリヴァイと私は上の階に向かった。
『リヴァイ、足は本当に大丈夫なの？』
「あぁ、少し傷むがな」
リヴァイはほんの少しだけ足を庇うように歩いているように見える。
『ねぇ、リヴァイ』
「なんだ」
『この後、リヴァイの部屋に行ってもいい？』
「は？」
振り返るリヴァイの眉間には皺が寄っていた。
『えーっと、久しぶりにリヴァイの入れた紅茶が飲みたくて……、ダメ？』
「はぁ、好きにしろ」
ダメだと思ったけど、やっぱり優しいな。
『ありがと！部屋にお菓子とか取りに行くね！』
私はそう言ってバタバタと部屋に戻った。
1人でいるとアニの事を考えてしまいそうで、リヴァイに甘えてしまった気がする……。
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燈-tomo-(プロフ) - 月さん» ありがとうございます！アニメも完結したので、少しずつ更新していきますね♪ (11月6日 18時) (
レス) id: 565a7f0be0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 実は前から密かにファンです(*´˘`*)燈さんのペースで更新楽しみにしてます( ˆ ˆ )/♡ (11月5日 21時) (レス) @page6 id: 0625cd64d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈-tomo- | 作成日時：2023年10月9日 21時
