#145 -慈悲-24 ページ13
Aside_
ミカサの問いにエレンが黙っていた。おそらく図星だったんだろう。
その後、エルヴィン団長から指示をみんなは受けたが私の配置については指示がなかった。
『エルヴィン団長、私は何を？』
「俺とお前は一緒に待機だ」
エルヴィン団長の代わりに答えるリヴァイ
『……待機ですか？』
「あぁ、お前は前回の女型の巨人と戦った時に負傷している」
『納得できません！怪我は殆ど治ってます！』
リヴァイに私は立ち上がって抗議する。
「完全に治ったわけではないのであれば、安全を考えて安静にするべきだと判断した」
そんな私にエルヴィン団長が私の目を見て言う。
『兵長がいない今、少しでも戦力を失うのは損なはずです！』
「チッ……エルヴィン、Aをエレンと共に行動させろ」
リヴァイは舌打ちをしながらも、エレンと共に行動するようにエルヴィン団長に掛け合ってくれた。
「しかし、お前も安静にしておくべきだと言っていただろう」
「A自身の身体だ。本当に動けない時は大人しく引き下がるだろう。こうなったAは止められん」
「わかった、Aの事をよく知ってるリヴァイの判断を信じよう」
エルヴィン団長もリヴァイの言葉を信じて、エレン達と行動できるようになった。
『エルヴィン団長！リヴァイ！ありがとうございます！』
「ただし、無茶はするなよ」
リヴァイがこっちを睨むように言ってくる。
『わかった』
作戦決行は明後日……、アニと訓練ではなく、真剣に戦う事になるかも知れない。私はグッと拳を握った。
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燈-tomo-(プロフ) - 月さん» ありがとうございます！アニメも完結したので、少しずつ更新していきますね♪ (11月6日 18時) (
レス) id: 565a7f0be0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 実は前から密かにファンです(*´˘`*)燈さんのペースで更新楽しみにしてます( ˆ ˆ )/♡ (11月5日 21時) (レス) @page6 id: 0625cd64d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈-tomo- | 作成日時：2023年10月9日 21時
