#134 -鉄槌-21 ページ2
Aside_
「グンタさん！」
動かないグンタさんを見て、エレンは叫ぶ。
「エレン！A！止まるな！進め！」
『っ！エレン、動くよ！』
オルオさんの言葉を聞いて、その場で止まっているエレンの腕を軽く引っ張って前に進む。後ろからはその人が付いて来ていた。
「誰だ！」
ペトラさんは叫ぶ。
「エレンを守れ！」
「ちくしょう！どうする！エルド！？どこに向かえば良い！？」
「馬に乗る暇はない！！全速力で本部に向かえ！」
「女型の中身が！？それとも複数いるのか？」
「クソ！よくも！かかって来い！刺し違えても倒す！」
エルドさん、オルオさん、ペトラさんはそれぞれ思っている事を言う。
少しすると、フード野郎はスピードを緩めると、光と音が発生した。
『――巨人になる！！』
「やはりか！来るぞ！……女型の巨人だ！！」
さっきの女型の巨人が現れると、コッチに向かって走って来た。
「クソ！よくも！今度こそやります！俺がヤツを！」
「ダメだ！俺たち3人で女型の巨人を仕留める。エレンとAはこのまま全速力で本部を目指せ！」
エレンは手を噛もうと手を口に近づけるが、エルドさんが止める。
『エルドさん！私は戦います！』
「俺も戦います！」
「2人ともダメだ！コレが最善策だ！エレンの力はリスクが大きすぎる！Aは最後までエレンを守れ！」
エルドさんは私たちは戦わずに逃げるように言う。
「なんだ、テメェら俺たちの腕を疑ってんのか！」
「そうなの？エレン、A。私たちのことがそんなに信じられないの？」
『――わかりました』
「我が班の勝利を信じてます！ご武運を！」
エレンと私は振り返り、女型の巨人から逃げることを選択した。
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燈-tomo-(プロフ) - 月さん» ありがとうございます！アニメも完結したので、少しずつ更新していきますね♪ (11月6日 18時) (
レス) id: 565a7f0be0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 実は前から密かにファンです(*´˘`*)燈さんのペースで更新楽しみにしてます( ˆ ˆ )/♡ (11月5日 21時) (レス) @page6 id: 0625cd64d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈-tomo- | 作成日時：2023年10月9日 21時
