練習風景 ー 御幸サイド ー ページ14
「お願いしますっ！！！」
カーンッ…
サード、ファースト！！！
伊佐敷「おー！相変わらずソフト部は元気だな」
結城「俺たちも見習わないといかんな」
練習の合間の休憩中
先輩たちとソフト部の練習を見ていた
活気あふれる声
締りのあるプレー
いつも強気な伊佐敷さんもソフト部には一目置いている
ソフトボール部は全国常連
俺たち野球部と同じく全国制覇を狙うチーム
倉持「こいつ、ソフトボール部に知り合いいるんすよ。しかも可愛いんすよ！」
御幸「ばか！やめろ、お前！」
ったく、いらんこと言いやがって倉持…
伊佐敷「ああ"っ！！？お前生意気な、女いんのかよ」
御幸「違いますよ！幼なじみですよ！汗」
結城「御幸、詳しく聞かせてもらおうか」
御幸「まじで違いますから！勘弁してくださいよ！」
伊佐敷さんも哲さんも目がまじだ…
こうなるから面倒くさいんだよなぁ
亮介「で？どのこなの、御幸の彼女」
御幸「亮介さんまで…汗」
倉持「えーと…、あ！いたいた！セカンドにいるあそこの子！」
伊佐敷「おお？どれだぁ！？」
タタタタタッッ
トス…シュッーーーーーー！
「ッ！！！！！」
倉持「おい…待てよ…あれ？1年の守備かよ」
今まで俺のことをいじってた倉持、先輩たちが彼女のプレーをみて黙り込んだ
倉持が驚くのも無理はない
俊敏な動きで無駄のない完成されたプレー
先輩と並ぶくらい…いや、先輩よりも目立つ彼女の存在感
亮介「へぇ。やるじゃん。あのセカンド」
って普段中々人を褒めない亮介さんまでも黙らせてしまう彼女のプレー
御幸「ﾌッ…」
やっぱ、アイツすげーや
俺の想像を超えて上手くなってやがる
こう言うのなんだよな、あいつのすごいところって
周りの想像を超えてくるところ
「コラァァァァァ"！！！！お前らいつまで油うってんねん！さっさと練習戻らんかーいっ！！！」
「すみません！！！！！汗」
東さんの怒号が鳴り響き、俺らはその場を後にした
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：しゅんしゅん | 作成日時：2020年6月18日 19時
