【CS集】藤苹鬼新【呪術廻戦】 (ページ19)

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【術式】

鬼

理性を差し出す代わりに「鬼」となる術式。
その性能は鬼に相応しく非常に凶悪で残忍であり、宿儺の指で換算するならば15本にも達すると言われている。
最大のデメリットとして、術式発動中は強力な精神汚染によって思考が「鬼」そのものになってしまうことが挙げられる。
桜仁によると自身の人格が奥に押しやられてぼんやりしてしまうようで、自力で術式を解くことすら困難だという。

ただでさえフィジカルギフテッド並みの身体能力を誇る桜仁を、軽く凌駕する程の膂力や敏捷性を持つ圧倒的ゴリラ。
バーサーカーのくせに理知的でもあり、戦闘面に限って言えば優れた状況判断能力をも併せ持つクレバーゴリラでもある。
しかし、根本的に誰かに苦痛を与えることを至上の快楽とする性質であるため、人を甚振るのに夢中になるあまりに視野狭窄に陥ってしまうこともしばしば。

耐久力は花御のようなタフさが売りの特級呪霊と比較すると若干劣るが、致死量のダメージを負った瞬間に全回復した状態で生き返るので、呪力が続く限りは事実上の不死身。
また、炎熱系への耐性が凄まじく、炎熱系の攻撃に対しては完全に無効化することができる。
氷属性を若干苦手としているが、これは強いて言うなら程度であって、別に氷で攻撃をすればクリティカルが入るという訳でもない。

反転術式を使わないという縛りを自身に課している。
その代わり、自分自身しか対象にできない蘇生術を、他者にも行使できるように術式範囲を拡張させている。
これによって、「自分が直接殺していて」「尚且つ死んでから13秒以内」という条件を満たしている場合に限り、たとえ僅かな肉片しか残っていなかろうと、生物や呪霊を蘇らせることができる。

そしてこれを何度も嬲り殺すのに使う。
まさに鬼畜の所業。