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【術式】
午前0時を迎えるごとに体に刻まれた術式の効果が書き換わる、前例のない非常に珍しい術式。
禿げの頭頂部を
しかし非常に稀だが他人と全く同じ術式や何処かの相伝術式が刻まれることもあり、一度だけであるが無下限呪術になってしまった日もあった。
勿論、六眼など持っていないので使うことはできなかったが、心底肝が冷えたという。
日替わりのランダム術式ガチャの中に他所の相伝が紛れ込んでいることがバレたら、最悪の場合暗殺されてしまうことも容易に考えられたため、この事実は墓場まで持っていくと決めている。
今日がどんな術式になっているのかは感覚で何となく解るらしい。
既存の術式の場合にはその名称も解るようになっており、術式効果も覚えておけばいつかその術式の持ち主と戦うことになった際に「あ! これ非我啝理でやったやつだ!」となって優位に立ちやすい。
いつどんな術式に当たるかわからないため、今日の術式をきちんと把握して適切な扱いができるよう努めている。
【戦法スタイル】
愛用の半呪具化した鎖鎌を用いた戦い方が基本。
呪力が込められた分銅は骨をも粉砕し、鎖は武器と体を封じ、鎌は必殺の刃となる。
筋力でやや他に劣るものの、運動神経自体は優れている。
自分の術式は日替わりだということを伝えて術式の開示をすることが多い。
教えてもだから何だという話なので。
便利な術式を引いた日は術式も交えて戦うが、術式が相伝等だった日は使わなければ死ぬくらいに追い詰められない限り使わない。
順応力が非常に高く、その日の術式をそれなりの練度で使いこなせてしまう。
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