運命論者の悲しみ─3 ページ39
『皆さんも一緒に食べませんか?美味しいですよ、ジャムパン』
与謝野「そうかい?じゃあ、妾はお茶をいれるとしようかねェ」
『あ、乱歩さん、一緒に食べましょうよ』
一人で食べ始めようとする乱歩さんに声をかける
江戸川「えー、君は世界一素晴らしい名探偵の僕を待たせるのかい?」
『一緒に食べた方が美味しいって師匠がいってました』
江戸川「…………ふぅん。わかった。待ってあげるよ」
『ありがとうございます。……国木田さんも休憩しましょ。賢治さんも』
宮沢「はい!分かりました!」
国木田「どうして新入りのお前に言われないといけない!…………だが、まぁ茶ぐらいなら構わん」
宮沢「ふふふ、皆さんで一緒に休憩ですね!」
『そうだな』
全員にパンを配り、早速食べようとした矢先に探偵社のドアが吹っ飛んだ
国木田「何ッ!?」
見れば、銃を持った沢山の黒いスーツを来たを引き連れたおじさんと女性と青年がいた
おじさん「失礼。探偵社なのに事前予約を忘れていたな。それからノックも」
『誰ですか?あいつら』
こっそりと与謝野先生に聞くと、驚いたような顔をされた
与謝野『あんた知らないのかい?あいつらはポートマフィアの黒蜥蜴だよ』
そこまで聞いて黒蜥蜴を見つめる
『へぇ……あいつらが……』
私のパンを食べるのを邪魔したやつらか
与謝野「あんた、この状況でそれなのかい??」
『成長期ですよ、成長期』
───さぁて、特殊部隊並みの戦闘能力を持つ黒蜥蜴の実力……この目で確かめてみようじゃないか
敦side
探偵社から出てしばらくたった頃、銃声が響いた
しかも、探偵社がある方向から
嫌な予感がして歩いてきた道を急いで戻る
見れば、ビルの4階。ちょうど探偵社があるところの窓にヒビが入っていて銃声も聞こえる
何故、探偵社が……!!狙いは僕だけじゃないのか!!
急いで階段を駆け上がり探偵社の中に入る
何故だかドアはなかった
敦「止めろ!!」
大声を張り上げた僕の目に飛び込んできたのは国木田さんに綺麗に投げられる男の姿だった
敦───え?
賢治さんとAちゃんは二人でマフィアの上に座って銃を眺めている
与謝野さんと乱歩さんは穏やかに談笑までしている
あれ?特殊部隊並みなんじゃなかったっけ?
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素敵帽子くん - 続編へ! 話すなら#2でェ!! (2020年7月7日 8時) (レス) id: a7283ddb7a (このIDを非表示/違反報告)
素敵帽子くん - 無継さん» ありがとうございます! いま、急展開です。 (2020年7月7日 8時) (レス) id: a7283ddb7a (このIDを非表示/違反報告)
無継(プロフ) - 素敵帽子くんさん» はい。設定が細かくてここまで設定を細かくできて凄いなぁ。って思いながら読んでました (2020年7月5日 19時) (レス) id: fbd5b2b374 (このIDを非表示/違反報告)
素敵帽子くん - 無継さん» いや、読んでくださいました?? (2020年7月5日 19時) (レス) id: a7283ddb7a (このIDを非表示/違反報告)
素敵帽子くん - 無継さん» 私の 俺は君に惚れた。 読みました? (2020年7月5日 19時) (レス) id: a7283ddb7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無継 | 作成日時:2020年4月28日 19時