28,おはよう? ページ29
『を"ん"……』
朝。眩しい光を浴びて目が覚めた。
…なんとも可愛らしくない声をあげて。
『もう朝か……』
この布団はとても寝やすかった。
高そーうなシーツに程よく硬い枕。
フワフワな掛け布団。
さらにいい香りがする。
それを感じていると肩がとても寒い事に気がついた。
『流石に初めての場所では脱がんと思ったが。』
やってしまった。と心の中で思う。が、こればかりは布団のせいだと思う。
これだけいい布団を肌で感じたくない訳が無いだろう。
実は私は昔からの癖で寝ている時、無意識に服を脱いでしまうのだ。
だから、諦めていつもはちゃんと寝る前に脱いで寝るけど、昨日は清光が来たから脱げんかったんだよなー。
あっ。下はちゃんと履いてるよ。
しかし慣れているとはいえ流石に朝は少し寒い。
『あ"ー』と言いながら身体を起こそうとしたら、手を引っ張られて布団を被せられた。
見ると、髪を結んでいない清光が隣にいた。
服は少しはだけている。
加「あるじ〜……まだ寝てようよ……」
ギュゥゥと抱きしめられて、肌が密着する
ちょっと…これは……清光の筋肉を直に感じる……
筋肉が密かに好きな私は幸せです……。
少し幸せに浸っていると清光が行動を始めた。
少し寒いのかモゾモゾと布団を頭までかぶる清光は寝ぼけているのか、もそもそとなにか喋っている。
加「あるじ……はだ……すべすべぇ……
すべす……べ…………?!」
急に目を開いて私の顔を見る清光。
『え。どった?起きた?』
加「いや。どったじゃなくて、えっ?
主……なんで服きてないの……?!」
…………癖だよ☆
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年3月28日 21時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
柊花(プロフ) - 夏終朝凪さん» お返事遅くなりました(´TωT`)すみません!ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年11月30日 17時) (レス) id: 8d4279d0fb (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 続きがすごく楽しみです!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます(*´▽`*) (2019年9月21日 19時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊花 | 作成日時:2019年5月4日 17時