濡羽色審神者の本丸。【刀剣乱舞】

2,リンっとなる。 ページ3

？((見つけましたよ))



『もう…なぁに〜？』


遠くで声が聞こえたので、先程別れた友人かと後ろを振り向いた。


ﾘﾝｯ




『えっ？』




耳元で…鈴の音がした。


『何処…ここ…驚きだじぇ…』


先程の景色とは変わり、見えるのは綺麗な紅葉の景色と鳥居。

暗くなりかけていた夕暮の空はなく澄んだ天色。

暗かった場所にいたため、急に明るい日を浴び、景色の違いに気づかないわけがない。


(いつの間に…?!)


普段、瞬間移動したいなどと言っているAも流石に今の状況は驚きだ。



『や…やったね…？瞬間移動の成功d「主様。」うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！』



よく分からないまま一人でガッツポーズをしていると自分の足元で声が聞こえた。

その声に驚愕し、飛び跳ねたAの頭には恥ずかしさと疑問が飛び回っていた。



『き、ききき、狐！？初めて見た！しゃべってるぅー!!』

こ「落ち着いて下さい！主様。私はこんのすけと申します。」



この状況で自己紹介とは！頭に入ってこぬ！と思いながらもご丁寧に宥めてくれたので自分も自己紹介をする。



『烏羽 Aです…？』



何故、疑問形で言ってしまったのだろうと思いながらもちゃんと名前が言えたことを褒めてあげたい。


こ「そうですか…それでは、まだ困惑していらっしゃるようなので簡単な説明だけさせていただきます。」





…なんの…？

3,たいへん良く分からない。→←1,帰り道。

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