決意の朝に｡-2人の軌跡-

撮影 3 ページ12

you side


ｼﾞ｢youが合格したのは､僕への受け答えがしっかりしてた事やﾀﾞﾝｽが素晴らしかった事だけじゃない｡周りから批難の言葉を投げかけられても､怯む事が無いﾊｰﾄの強さも理由の1つだよ｡｣

あ｢…｡｣

ｼﾞ｢今まで男ばかりだった事務所にたった1人､女が入るんだ｡賛否両論あるだろう｡でも､youならきっと負けずに事務所をより良いものにしてくれるだろう｡そう思って､僕はyouを選んだ｡｣

あ｢ｼﾞｬﾆｰさん…｡｣

ｼﾞ｢you､には今から辛い事がたくさんあるかも知れない｡でも､僕はyouの事を応援しているからね｡｣

あ｢ありがとうございます｡｣

ｼﾞ｢さぁ､着替えておいで｡ｼﾞｬﾆｰｽﾞJr.としての初の撮影､楽しんでね｡｣



そう言って､ｼﾞｬﾆｰさんは､
撮った写真を確認できるﾓﾆﾀｰ前の椅子に座った｡


周りの子たちを見ると､
半分以上は着替えが済んでいたから､
私はｶｰﾃﾝの中で急いで着替えた｡

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