【急募】目の前で元カレ達(11人+a)がラップバトルをし始めた【修羅場解決法】

飴村乱数のド○○キお悩み相談室 ページ3

「オネーさんさぁ、今付き合ってる人いる？」
『？いないけど…。』
私はその質問の意図よりも乱数君の声音の変化が気になった

こっちが素なのかな



「本当！？じゃあ、僕と付き合って！」
あ、戻った

「僕ねー、特定のオネーさんはつくらない事にしてるんだけど君は別かな。身体の相性良いし！」
『え、身体の相性だけ…？』

『それに今はちょっと…。付き合うのはいいかな。』
「ふーん？」
乱数君は対して興味なさげに煙草を吸う


『乱数君。一本ちょーだい。』
「いーよー。」
乱数君から煙草を貰い咥える

乱数君の煙草から火を貰い吸う




二人寝転がりながら吹かす

煙は広がり霧散する

まるで私の男女関係を表すような光景に苦笑する









「オネーさんは、生きるのが辛い？」
『………。』
「僕、本当はオネーさんの事知ってたよ。」


「いつもどこか窮屈そうで、無理して笑ってて。実はあまり人と付き合うの好きじゃないでしょ？」
『え、なんで分かったの？エスパー？』
「そーだよ！チェックアウトまでまだ時間あるし、お悩み相談室開きまぁす！」
『唐突ね。』
「知らない赤の他人の方が話しやすい事もあるじゃん？」
『…じゃあ、お願いしても？』
「うんうん！さあ、話して話して！」


なんか恋バナする女友達みたい

私は少し気が楽になった





『じゃあ、私が付き合った11人の男達について。』
「11人！！サッカーチームが作れるね！オネーさん結構遊ぶ方なのぉ？」
『というか、流されやすいんだと思う。人の好意を無下には出来ないから。…それに皆良い人達ばかりだから。』
私には勿体無いくらい

「じゃあオネーさん別れる前提だったんだ？」
乱数君の言葉が突き刺さる

そう。私、いつも相手の為とか言いつつ
逃げてばっか
言い訳しか出きない女を誰が愛せると言うの？

『私なんて、つまらない女だから。いつ浮気されるか分からないし。』
「えー！！？そんなの決めつけだよぉ！少なくとも僕はオネーさんの事好きだよ？」
『あ、ありがとう。』
「ふふ、照れてるの？かーわい♡」




『え、えっと、まずは、今年の1月に付き合った同僚の彼の話をしようかな。』
「へぇー！同僚！どのくらい続いたの？」
『い、』
「い？」







『1ヵ月…。』









あとがき
ここから11人の彼ぴっぴの話を書いていきまーす！

観音坂独歩編　優しさの代償Ep1　said Heroine→←最初からクライ○○だぜ！

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